ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

ここんとこ読了した本 3作

・「私の男」 桜庭一樹  直木賞作品

ぐいぐい読ませる力のあるものだった。なんというか、ただどうしようもなく行き場のない二人。その後がまったく予想できずに終わってしまう。どうなるんだ、二人!

*1

 

 

 

・「恋」 小池真理子 これも直木賞作品

やっぱりぐいぐい読ませる。ありえないよ、でもあるかも?幸せな結末?悲しい結末?読者の取り様によって、どちらにもなる。

*2

 

 

 

 

・「明日の記憶」 荻原浩

最近映画化されていた。主人公は渡辺謙*3だから頭の中は渡辺謙で進んでいく。記憶がみるみるうちに零れ落ちていく恐怖。若年性アルツハイマーに罹った側の視点。映画のレビューはなかなかいい。本もよかった。ただ、気分は落ち込んでしまう。

 

 

これからしばらく大崎作品が続くことになる。Amazonでかき集めたので。

最初に読み始めたのが、今、ものすごくつらい大事件が起こったところ。

うぅ、読み続けられるのか…

 

 

 

 

*追記20170522

映画化について脚注入れました。3作ともなかなか成功してるのでは、と今は思います。

尚、この「恋」のドラマ版に今をときめく斎藤工くんも出演しています。結構はまり役で存在感もすごく記憶に残っています。

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*1:浅野忠信の演技がどうしても好きでなかったので観てないのですが、映画化しました。二階堂ふみがまだ何者かという感じの頃で。今なら観てみたいかもです。

youtu.be

*2:テレビドラマになりましたね。これたまたま観れたんですけど、井浦新石原さとみ、かなりいい感じでした。ええ。なっちゃん(名前思い出されへんw)もかなりイメージありました。f:id:bionic_giko:20170522162746j:plain

*3:地上波でチラッと観た気が…。という程度ですが。良かったと思います…