ここんとこ読了した本 3作
ぐいぐい読ませる力のあるものだった。なんというか、ただどうしようもなく行き場のない二人。その後がまったく予想できずに終わってしまう。どうなるんだ、二人!
やっぱりぐいぐい読ませる。ありえないよ、でもあるかも?幸せな結末?悲しい結末?読者の取り様によって、どちらにもなる。
最近映画化されていた。主人公は渡辺謙。*3だから頭の中は渡辺謙で進んでいく。記憶がみるみるうちに零れ落ちていく恐怖。若年性アルツハイマーに罹った側の視点。映画のレビューはなかなかいい。本もよかった。ただ、気分は落ち込んでしまう。
これからしばらく大崎作品が続くことになる。Amazonでかき集めたので。
最初に読み始めたのが、今、ものすごくつらい大事件が起こったところ。
うぅ、読み続けられるのか…
*追記20170522
映画化について脚注入れました。3作ともなかなか成功してるのでは、と今は思います。
尚、この「恋」のドラマ版に今をときめく斎藤工くんも出演しています。結構はまり役で存在感もすごく記憶に残っています。