ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

映画・アニメ「夜は短し恋せよ乙女」

星野源フレンズ(けものは観てないけど流行り言葉使ってみた)としては必見だなと。

 

観たという個人的な記録で、感想にもなっていないブログとなりましたので、「どうかなー?レビュー?」とかを期待される方はお出口へどうぞ。

 

 

1.まずもって原作を読んでいない。著者・作品についても知らない。

2.思い出したけど、星野源に演技の魅力を求めていない。(コントについては彼の世界観が具現化出来てるので好き)(台詞が早口及び源氏の滑舌問題)

3.斬新な手法のアニメーションに脳が追いつかない昭和人。(新しさを受け入れる余白が足りない)

以上3点により、頭に全然入って来なかった…。しかも朝からの体調不良と疲労でまさかの途中寝落ち。

 

昔は金払ってる以上寝るとかあり得ない!という気持ちで映画に臨んでいました。まず睡魔が襲うことが自分でも信じられない。そして負けるのも!!くぅっ←

 

登場人物の名前、関係性、時代、それぞれの気持ち、場所、景色、そして声優さん…

これまで私はアニメを観る時には、まずこの辺りの情報を掴みながら物語に入っていたことを実感させられた。

 

子供の頃から特撮もアニメもそうやって好きになり楽しんで執着する様になっていたのに、このアニメは最初の10分でそれがちっとも掴めなかった。

 

声優さんについてはもう新たな世代が育って活躍していて情報を追っていない私が悪い。

ああ、この声は○○さんに似てるけど、あれこの声誰だっけ?知ってる声だよ誰だ?…

知らないなら考えなければいいのにバカだった…

 

それ以外、導入から何もかも展開が飲み込めないまま目まぐるしく画面が変わる。

何かに集中させる構図ではなく、登場人物や街の景色が渾然一体となった画面が流れ込んできて戸惑ってしまう。

動く絵の様な。

「お前それがアニメーションだろ」と言うなかれ。違うぞ!(私には)

 

終了後ちゃんと楽しんでた友達と答え合わせをしたら、どうやら抜け落ちた時間はそれほど重要じゃなかったかもしれない…ちょっと待て、それすら把握できぬほど観てた部分も咀嚼出来てないな?

 

結構ショックである。

これまでこんなに頭に入らないアニメってあったかな?

楽しめない作品あったかな?

 

京町で夜通し人と出会っては酒を酌み交わし、飲み歩き回りながら明けて行く…

若い頃にお酒の飲み方を楽しまなかった私には、楽しいのかなんなのかピンと来ないのもあったかも。

 

リアルな酔っ払いと酔いが回った空想世界が混沌としてる。時代も時間も場所もよく分からない。

「恋せよ乙女」と謳うほどメロドラマはない。

 

「センパイ」の脳内会議が始まる辺りから目が覚めて、それがなんの会議かはぼんやりと理解してた。

てことで、話の内容は多分途中のエピソードが抜けてもなんら問題のないほど単純なものと思う。(答え合わせをして思った)

 

…なんかほんと、すみませんでした。

ただただ、「星野源の声」にふらふらと引かれて観ただけでした。

そしてそれも、間違いでした…(嗚咽)