映画「キリング・ゲーム」
冒頭の戦争のシーンで、
あー間違いたわ失敗したわ、うっかりやったわと後悔。
戦争モノ、嫌いなんやってば。
んでもその後の森の中の引きこもり生活がすっごく魅力的。
いいなぁ、だれとも接触しないで好きなモノだけに囲まれて生きてる。
とかほっこりしたのもつかの間。
観ながらクッソこれ!クッソ映画!とか心で毒づきながら、
初めて、途中退席することまで考えた…
ここまでイヤな表現をする必要があるんかいと。
でもロバートデニーロとジョントラボルタ対決シーンは、呆れるほど残虐なのに、目が離せない。
ぶるぶる震えてひぃぃってなりながらも必死に観てしまう。
上手い。
俳優か監督か脚本か。
ストーリーに新鮮さや面白い要素はないんやが。
んで、
最後にだだ泣きするワタシ。
涙腺バカここにあり。
隣の涙腺バカ仲間のはずの友人もさすがに「泣いてる?!」て驚いたらしい。
我ながら自分でも「アホやろわし…」て呆れましたけども。
往年のと言えばみな「良かった」って仰るのでしょうが、私はデニーロに関して言えば最近の優しい笑顔のおじさん(おじいちゃん)的な風情がすごい好き。
(トラボルタについては特にないです。この役はすごかったです。)
すごいんだけど、エグくてなぁ。
物凄い美しい自然の景色と
血みどろの人間。
あー思い出すと心臓バクバク。