関ジャム コーラス特集
今回はほんと楽しくて勉強になった。
といっても、「初耳だ!」ていうテクニックではなくって、実際にこう実践してるのかっていう現場を見せていただけたのが一番。
もともと合唱が好きで某交響楽団の合唱団体で歌っていたこともあるし、コーラスは好き。
今通っているボーカルレッスンでも、様々な楽曲に挑戦するときにやはり歌ってるアーチストに寄せていく傾向が自分にはある。簡単に言えば真似っこをして歌に入っていくスタイルなのだ。かといって、ボーカルを習っている以上は自分の個性も見つけたいし試行錯誤。
そういう意味ではもしかしてコーラスに自分は向いてるのでは?と思う。
アーチストの個性を無意識に探って歌を覚えてる。ハモリもユニゾンも聞いてても歌っててもものすごく楽しくて好きだ。何なら先生の歌にバックコーラスを付ける練習をしたいくらい(笑)
ちょっと今度相談してみようかな。
もともと個性もパンチもない自分の声、そういうこともレッスンや練習をしていて徐々に自分が分かってきた。
後ろに回ってメインを引き立てるという歌も覚えていきたい。
番組の話に戻ると、加藤いづみってバックコーラスで食ってたのかとちょっと驚いた。特徴のある声なのでコーラスに向いてるのか不思議だったけど、需要があって活躍してるとなると、やはりただ合わせてるだけの歌ではないんだなと思った。
ジャムセッション、難易度マックスの「クリスマス・イブ」とは!関ジャニ頑張ったなぁ(笑)(当然実力あるコーラスが3人ついての出来栄えだけど。)
なんなら錦戸君はコーラスに向いてたりするのかも、とか。
丸ちゃんは緊張してたな、ファルセット期待したのだけど頑張って地声張ってた。あえてなのかちょっと気になった。
総じて素晴らしい出来だったよね。
忙しくて通うのがきつくても、なんとかレッスンには通いたい。目標も迷走してるけど、楽しく歌えることが心身を整えてくれたりするのは実感しているからね。
無理に楽曲を歌えなくても、発声するだけでストレスを発散したりリラックスしたりできるんだもの!
なんにせよ、歌うっていうのは気持ちが良くて楽しくて最高。
父の行く先
最初が何年前か覚えてないけど、父は脳梗塞を3度患った。どれも軽症で後遺症が残らなかったものの、老いて緩やかに衰えていく人としての機能を下方へシフトさせるダメージは否めない。
ベッドに寝ていることがほとんどでトイレや食事、風呂は自力でやっていたとはいえ、母の介助がなければどうにもならない状態だった。老老介護も限界が見えてきているけど何をきっかけに何をすればいいのかなぁと漠然と先々を思っていたら3度目が来た。
今年80歳ともなるとさすがにもうリハビリをしてどうこうという段階ではなくなった。なんというか、これがきっかけだろう。絶妙というか当然のタイミング。言ってはなんだが、なぜここでも致命的な事象が起こらなかったのか首を傾げてしまう。
永遠にあの時間が続くはずもなかったことは誰の眼にも明らかなのに、母だけは「そうあってほしい」という気持ちが強かったらしく、意気消沈していた。そして「しっかりリハビリした後はまたあの生活に戻れると思う」という驚愕するようなオプティミズムを発揮して私を困惑させた。
長期に渡る糖尿病で血管はぼろぼろ、足腰の弱り、ほとんど会話にならない意識状態。いくら致命的なものでなくてもここからまた自宅に戻って母による介護生活ができるほど回復するはずもないのは簡単に想像できる。
救急で運ばれたものの命に別状がないとなると兄と私は鬼畜ぶりを発揮。「じゃあ何かするっていうこともないね。」と通常運転。母だけがそれまでの穏やかな日常を奪われたショックと傷心を抱えながら病院に通うという悲劇に見舞われた。
と言っても病状や今後の治療・経過措置についてのありがたい説法が医師からあるということで結局招集がかかる。母は耳が聞こえづらく、会話には支障があるのだ。いやなくても呼ばれるんでしょうけども。
なんというか、病院て言うのはめんどくさい。老い先短いだけで命を危機に晒すような病や怪我のない人間には、「ゴールは自分で探してね」みたいなはっきりしない話しかできないのだ。
1.脳梗塞の治療は既に終了し、他に治療することはないので様子見です。(何もしていません)
2.なので病院ですることはありませんが、念のため経過を見るために3ヶ月間は入院しててもらえます。
3.その後は病気や入院で動きの悪くなった部分をリハビリする期間として3ヶ月、リハビリ病棟へ移ってもらいます。
4.その間に別の病気が見つかったら治療病棟に戻れますが、何にもなければ3ヶ月で退院です。
まとめたら割りと簡単だったけど、これを奥歯に物が挟まったような、布にくるんだような言い方をしながらなのでなかなか内容が汲み取れなかった。
言い方は優しいんだけど、結構厳しい話だ。こんなよれよれの老人にどんなリハビリをしたらこれまでの生活が送れるような機能回復があるのかなんて、分かりきってるじゃないか。希望なんかない。
「退院」はめでたいものじゃないし、「その後のことは病院は知らないですよー」っていう話だ。
老人が病院から見放されたら行くところ、ハイそれです。
じご
違った。
「老人ホーム」でしょってな話なんだけど、イマドキどんなけ待っても入れないという都内の公的老人施設、特別養護老人ホーム。最初に脳梗塞になった時から希望は出してるんだ。要介護度が若いから順番は低い。何年待っても何千人待ちかっていう話だ。「しかし今となっては立派な(←)要介護5だ!じゃじゃん!」って言ったって桁は変わらないぇぇ。ほらね、じごr
「様子見期間」はあっという間に過ぎ去り突如「年内に行先決めといてね」ってお達しが来た。
待て。先回と随分話が違うじゃないか。ゆるそうな「様子見期間」とか「リハビリ期間」はどうしたんだ?
「リハビリの成果がない上に意識混濁が認められるのと、新しい病気が出てるわけじゃないので退院ほぼ決定。」(まだ2ヶ月以上先の話よ…?)「年末年始を挟むから早目に決めてね」
えええええええええええっ!!?(宮川大輔で)
突然過ぎない?
ひと月でどうやって何決めたらいいの?
その話は兄が聞きに行ってくれてたので、LINEであれこれ話し合いをした。しかしネット難民の兄から出て来る情報は「老人介護業界闇マネー」の話ばかり。うんざりするほど金に塗れてる。
「いいか、介護業界は金で動くんや」
「もう虚しくなるからやめてって」…心が折れる。
まあ、金で動くなんて当たり前のことじゃない?なんだって世の中金だよ。まあ、汚いっていうか表に見えない金がものすごく動いてるっていうことなんだけど。
そんなこんな、特別養護老人ホームへ辿り着くまでに中間施設的なものがあるんだな。調べてみたら費用は大して特養と変わらない。ただなんか理由を聞いても釈然としないというか理解できないんだけど入所期間は3ヶ月と決まってる。
なんだこの3ヶ月サイクル?
…そんなこんな、未知の世界を手探りで進むのと、金の話に塗れて気が休まらない。
あ、あと、母のご機嫌…←
ライブ「キミイロハートⅡ」岡崎体育 行ってきた。どーしょーほんと好き。
やっとライブに行ってきました!!
セトリは予習済み!*1
客層が若いの若くないの。(めっちゃ若い)
MacBook1台置いたテーブルで全てセルフマネージメントのステージ。予想というかライブ動画を見た通りで、リアルに対峙するとやはり驚きががが。アナログ世代にはなんか「お、おお?。おおぅ。」というのが常に脳内を行き来してました。(50代。談)
ヘッドバンキングしたの初めてだったし、割りと立ちっぱで足腰に負担が来てて怖くてマジで振り切れなかったのが事実です。あんなしたら頭に血が上って多分心拍数上がり過ぎてあかんことになるやん…
ちなみに「Walk Of Death」ていう曲でした。(多分。あ、あと童謡をいじった楽曲でもさせられた気がする。めっちゃキツかった←)
体育くんが今夏、死ぬほど夏フェスに出演して感化されて作った曲だそうです。「Wall Of Death*2」をモジッたタイトル。
暇でしたらググって画像でも見てください。モーゼの十戒の海が割れるが如く観客が割れ、そして戻りながらぶつかる時に激しいど突き合いで血みどろになるという恐怖の現象ですが、体育くんは優しく歩いて割って戻ろうっていう穏健派でした。
が、それなりに縦ノリを強要される楽曲でした…(50代。談)
「FRIENDS」の中指おっ〇てスタイルはかなり楽しめました。誰に向けてっていうんじゃなくて、自身のストレス結構に発散しました(笑)(50代社畜。談)
「バンド!ざまーみろ!バンド!ざまーみろ!!!バンドバンドざまーみろ!!バンドっ!ざまーみろ…」
皆さんもこれを観ながら合わせて中指をおったt(自粛)、頭を縦に振ってみてください。結構スッキリしますよ。
全体的にMCがめっちゃ長いです。体育くんのMP復活または汗拭きタイムってだけでなくって、そこそこ面白いので(足腰がギシギシしつつも)飽きないです。
京都出身の関西弁。関西の人なら皆言うけど、同じ関西弁でも地域によって違うんです。上手く説明できないんですけど、京都弁はやらかいんですよ。言ってることとか態度がむっちゃ冷たかったりするのに、言葉はやらかくてクリティカルに来ないんですね。
笑いのセンスがサイコーです。普通に芸人さんにもなれそうだし、シナリオライターにもなれそう。でもメロディメイカーとしても相当なセンスの良さ。アレンジャーは言うまでもなく。小芝居までできて、まさにオールマイティマルチエンタテイナーだなぁと感服するライブでした。(50代。昭和風カタカナ感想。)
予習で知ったこの曲は妙にじわってて、名曲だと思いました。いいです。なんていうか、伝わらないかもですがこれ、なんかムーディなリズムで昭和の香りする照明で結構ノれました。気持ち良いグルーヴでした。
ガンガンにヘッドバンキングしたり拳振り上げつつも、50肩の私たちふたりは感嘆と「ヒィィィ」という疲弊をリアルに体感してこれました。
最後に貼るね。これは貼る。一番好きなこれ。ガンガンにきゃいきゃいでダンスしてきました(文章力崩壊)!!!
みんなで一緒にうんぱっぱしたいでしょー!!
いえーーーーーーーい!!!
あ。付け足し。
「horoscope」、これは残念ながらYOUTUBEにはないのでアルバムを買うか、楽曲ダウンロードしてないと面白さが分からないんだけど、大好きな「キャバリアキングコッカースパニエルやないけ」のサンプリングはナシのライブバージョンでした。あのしつこいサンプリングが好きだったので、思う存分my iTunesで楽しんでます。
映画「亜人」
production I.Gの文字に心踊った私。
なるほど、原作は知らないけど随所にI.Gが好みそうな場所でのアクションがあるし、あの粉々になる黒い幽霊みたいなの(IBM=インビジブル ブラック マターて言うらしいけど、劇中説明はないです)の動きや質感のCGは相当な完成度かと思いました。
なんていうか、説明はすっごい雑です。「みんなもう知ってるよね!じゃあ大きな声で呼んでみましょう!さとーうさーーーああああん!」みたいなノリで始まっちゃいます。別にその辺は構わないです。始まってしまえば説明的なセリフのオンパレードになるわけですし。
綾野剛の滑舌
滑舌ちょっと悪いですよね?(←そこ)
優しい気弱げなあのコウノドリのドラマ観てて思ってたんですけど、舌が長い?「フランケンシュタインの恋」の主人公とかコウノドリとか、ゆったりと喋る役で気付いたけど、結構舌先を持て余すような喋り方ですよね。
今回の佐藤役みたいに堂々と声を張ってハキハキと喋ると気付きにくいかも。
…つか、考えてみると綾野剛ってあんまりまともに観た覚えがないな。フランケンシュタインで「こんな役できるんだ」って意外に感じたのは何でだろうか…?
いずれにしても、彼は独特の雰囲気を自然に醸し出すすごい俳優だなぁと感じました。
佐藤健のアクション
アクション監督が「るろうに剣心」と同じ人でした。なるほど。らしいです。壁を蹴ったり走ったりするアレ。アレってかなり身軽じゃないとあんなにカッコよく行かないでしょう?健くん、いいっす。
今回は台詞少なかったわー。演技よりアクションでした。あんまり芝居についてどうとか言えないものがあります。何をやっても「佐藤健」感が。まだまだ若くて伸びしろのある人なんでしょうし、とりあえずかっちょええので期待してます。
筋肉隆々
綾野剛と佐藤健共に、サービスショットあります。(上半身のみ)。
ターミネーターを意識せざるを得ません。頭の中に「ダダンダダンダダン…ダダンダダンダダン…」て鳴った人多くないですか?あ、ないですかね、時代的に。シュワちゃんがああやって蒸気みたいな煙みたいなもわもわの中から登場してからもう30年以上、正確には33年経ちましたorz
一瞬気を失いかける月日が過ぎてました。
ちなみにターミネーター2もオマージュしたシーンありましたよね、いや、いいんですけど。
川栄季菜、ちょっと…
アクション頑張ってましたね。最近目が離せない俳優さんです。いろんな役をこなしてて、それが皆脇役なんだけど印象はすごく強くて感心します。
今回はウィッグ(?)と目の周りの濃いめの化粧、付けぼくろで印象がガラッと変わりました。もっと小さくて細っこくてかわいらしい感じだと思ってたけど、おっぱいでっかいしサイズ小さめのピチピチスーツだし、なんかもっちゃりして見えました。なんでかなーってググったらなるほどアニメのキャラがまさにそれでした…
あれっ?
「何かに似てるよね」という感想って好きじゃないんだけど…。「人の形をしてるけど、人を超えたもの」ていうところで既視感ありました。ついこないだ観た「東京喰種」です。どちらも原作を読んでないので仕方ないですね。
マジョリティの中で姿を隠して生きる喰種と亜人。マジョリティからは疎まれ怖がられ、実験対象になってしまうっていう…。数で圧倒的なマイノリティは戦闘によって存在承認を突きつける選択肢しか見いだせない…
ほら「似てる」って感じます、よね。
って、2回目ですけど原作については読んでいないので「全然違うよ!!」とか受け付けません。映画はどちらもそんな作りになっているのは否めないです。
てことで、今年はこういった売れに売れた原作漫画、アニメありきの実写版、来月にもう1本「鋼の錬金術師」観ます…wwwww←(えー自分でなんか草が生えてしまうw)
おまけ
ビルに飛行機が突っ込むシーン。あれもう15年以上前の話なんですけど、私的にはまだ、エンタテインメントに組み込まれているのが辛いです。なんの縁もゆかりもない事件でしたけど、胸が詰まる想いでした。漫画にもあれ、使ってるんですかね。
昨夜地上波放送された「シン・ゴジラ」でも東京が瓦礫の山と化すシーンがあります。放映当初から「震災を想起させる」としてやはり色々語られたと思いますが、あれを乗り越えていくという物語があるので少し救われるわけです。
なかなか、こういうのって心に残りますね。
「無垢の領域」 著 桜木紫乃
知人が貸してくれて本当に久しぶりの読書。
私は子供の頃から読書が苦手で活字を読んでも頭に入って来ませんでした。音読は得意だったんだけど、考えてみると音読しつつ内容は空っぽだった気もします。それくらい本は苦手で小学校での図書カードも嘘書いてました(何遍もこの話書きますけど、それくらい嫌な思い出で嘘つきの始まりだった気もしてて…まあいいや)。
今は、読書が出来る読書モード(略して「読モ」)になると読了が続いたりする程度。苦手意識はまだ残っています。
で、(前置きなげぇわ)久しぶりの読了備忘録。
これ、辛かったっす…
まさか、終盤になって読み進みが速くなったところでまさかの純香。
えーー!
えーーー
えーーーーーーー!!!
そんなぁああああ…と愕然としながら以降をあっという間に読み進みました。
最初っから暗くて陰気な物語だったのに、いつか何かが晴れてくるのかと、いつか暗く湿った空の下に太陽の光が射すのではと期待して、少しでいいから清々しく気持ちのいい空気を吸わせて欲しいと思っていたのに、まさかの…
そんな展開ズルくない?それしかないの?どうして純香の様な存在をそういう風に結ぶのか、暗い話だからこそもうちょっと落としどころを目新しくして欲しかった。
寝たきりの親の介護の話もきつかった。
なんか全然真実味のない猫の飼い方も気になった。「野良猫を拾ったら」ていうのくらいもうちょっと調べて欲しかった(こんなとこに引っかかるのはうざいかw)。
文句ばっかりなった…。なんやかんや読了に至ってるわけだけども。
大人の狡さや愚かさ、それを許せないのに究極な純粋さも許せなかった少年の衝動、誰の心にもある無垢なモノへの隠れた嫌悪。生きていたら呑みこんで行くしかないことを知ってるのに、あらためて突き付けられると逃げ場がなくて辛い。これでもかと突いてくる。そんな作品でした。