ぎこの観たもの聴いたもの

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

映画「世界にひとつのプレイブック」その邦題はどうにかならんのですか、どうにか

昨夜BSで放送してました。以前からちょこちょこ名作っぽい情報が入るも、タイトルで「ザッツアオハル甘々スイーツ映画っしょ!?」って勘違いしててスルーしてました。

 

いやいやいや、全然違うし!すっごいいい映画でしたすみません!!

 

原題は「Silver Linings Playbook」。

”銀の裏地”は、見えないけれどめくると存在してる素敵な物事、転じて「希望の光」というアメリカの慣用句(だか諺だか)なのだそうで。そして"プレイブック"はラグビー用語。…アメリカの諺とかラグビー用語とか、確かに難しいのは分かるけど、もうちょっとマシな邦題にできんかったんかいって言う… 

いや実はずーっと「プレイバック」に空目しててなんなら音楽映画なのでは?(山口百恵ェ)とすら思ってたよ…私はそう!ぼんくらですわ!!w

そんなぼんくらが感想書くのもおこがましいですけれどもww

もうさー「銀の裏地」だけだっていいやん?ん?なになに?何の話?てなるやん?無理に「プレイブック」突っ込むから長いし意味分からんようなってるやんか。「バリバリラグビーアオハル物語」だ!って観に行くラグビー沼の人いたんちゃうか?←ぼんくらしつっこい

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放送に気付いたのが、始まってから20分くらい過ぎたところからでしたけど、一気に作品に入りこめました。(そこまでは割とキツい内容っぽかったので後半への盛り上がりに難を来したかもしれないです)

精神ヤンデル系だと「Angel Baby(豪・B級。盤発売なし)*1*2がバッドエンドながらかなーり好きで、やっぱりちょっと空気感が独特で思い起こさせるものがありました。

 

ブラッドリー・クーパー、その微妙な空気感醸し出す演技は本当にドキドキ。「あれ?俺なんか変なこと言ってる?いやそんなことない、俺は大丈夫、俺は治ってる」みたいな。視線や手の動きが定まらない不安感…。

ジェニファー・ローレンスが相変わらずビッチ感ありつつ実は超魅力的女子できゅんきゅんしちゃいます。彼女はすっごい化けるんですよね。独特なオリジナリティが発揮されてるのに役によって全然違う色がある。実はそんなにタイプじゃなかったのですけど、最近観るたびにハッとしてしまう俳優さん。ハスキーボイスも憧れ。

そしてまたもやデニーロの笑顔と、賭けに興じるちょっとアレな感じと涙にやられ、久しぶりに見たクリス・タッカーが肥えてて爆笑しました(笑)肥えても声が変わらん!

 

映画『世界にひとつのプレイブック』予告編 - YouTube 

エピソード多いし、もう少し丁寧に追ってほしかったかも。冒頭観てないとしても、なんとなく荒めな流れに感じました。でもそのおかげですぐに察しは付いたし、何より素晴らしい俳優たちの細やかな演技できっちり仕上がった良い作品だと思いました。

自宅で余り集中できなくて涙腺バカは発動しなかったものの、ほっとしました。色々問題はありそうだから「ハッピーエンド」とは違うかなと感じつつ、とてもほっこりしました。

 

 

精神に問題を抱える人は実は純粋な気がします。衝動を抑えられないんだけど、その衝動が実はとても純粋なものではないかなぁと思います。騙すとか陥れるとか、そういう邪なものじゃなくて。

社会性や他者との距離感、自分の気持ちとの折り合いを上手く付けられなくなってしまう、何が正解かを必死で探って、本当は分かってても衝動の発動に鍵を掛けられない、上手く鍵穴に入れられなくない、持ってたはずの鍵すら失くしてしまった…。

軋轢やひんしゅくが生まれることより自分の思いが先走ってしまう時、ダメだと分かるのにコントロールできない時、その焦り…結果的に暴発して、誰かを傷つけてしまうという事態になる。

メカニズムは知らないけれど、普通は「理性が働く」ことでそう言う事態を防げるのに、悪意なく他者を巻き込み煙たがれ、本人も傷ついて行くという悪循環。

カウンセリング、投薬治療、そして周囲の理解や、様々なアプローチで衝動のスイッチや抑制の鍵を取り戻して行けることもあるんだろうなと思いました。

とは言え重ねて言うと、これは簡単にハッピーエンドではなくて、ひとつのハードルを越えたお話ではないかなと思いました。

「銀の裏地」は見つかった!でもこれからも彼らには大小様々なハードルが待ち受けている気がします。一度でも壊れた心はそれほど厄介なものです。

表地が破けない様、裏地を大切にしなければならないのです…

 

 

ああああああ上手いことまとまったわあああ←

 

言葉遊び、ひとり遊び

Why are you keeping me alone?
Is this you want to do?
Or,
you wanna be alone?
I miss you.
But that's just my feeling.
It's just that.
I know that well.

 

 

 

 

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映画「犬猿」ドン・ジョンソン出てたぁあぁぁぁぁぁ!!!

簡単に言えば兄弟姉妹の血肉の争い。家族の愛憎というか。近しいからこそ「いっそ死んでくれ」と言う濃密な感情が生まれてしまう。

粗暴な兄の設定に思い出したのが、なかにし礼氏の「兄弟」。これ未読なんだけど、たしかビートたけしでドラマ化して内容はざっくり知ってる。破滅的な兄に弟の人生が侵食される話だ。死んで欲しいという憎しみと肉親への愛情に心が千切れるような苦しみに見舞われる半生が描かれてるという。

あらすじを読んだだけでも気が滅入る。たけしがお兄さん役としたらもう理不尽な暴言や暴力満載だろうとげんなりした気分になったことを覚えてる。(ドラマも未見)


兄弟 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇

 


家族間の愛憎劇と言ってしまえばよくあるテーマだと思う。けれどこのキャスティングで乾いた笑いを濁らせたように織り交ぜて、妙なスリルと滑稽さ、そして哀愁が増幅された。

 

新井浩文の安定のクズ感が堪らなく怖くて嫌だ。人間のすごく嫌な部分をナチュラルに演じて恐怖と不快を覚えさせる。こういう役者、この人とリリー・フランキーが群を抜いてると思う。微笑と暴力を同じ熱量で発する演技、このふたりくらいしか浮かばない。いや、他にも居るだろうけど悪気なく嫌悪感を抱かせる視線とか、底知れない恐怖しかないよ、彼らには。

予告編にニッチェ・江上演じる姉のちょっとした「ダンスシーン」があって、それがあまりに面白くてうっかり観る気になってしまった。「面白そう」って思ってしまった。

 

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生真面目で常に刺々しい態度のデブス(これ悪口じゃなくてそういう脚本になってたって江上さん自身が仰ってます)な姉。そんな姉にも恋心や健気な思いがあることを周囲は気付かない。いや見ようとしない。彼女の「ダンスシーン」は笑えるんだろうけど、私には哀しくて、その後想像される展開にスッと笑いが出なかった。まぁ楽しみにしてたから苦笑い的には笑ったんだけど。

 

劇場の雰囲気はなんとなく軽くて、ひっきりなしにポップコーンを漁ってカリッカリッと咀嚼音を響かせて食べるひと、ちょいちょいスマホを観るひと、笑わせるシーンではあちこちから遠慮なく笑い声が上がる。(批判ではないです、念のため(いやポップコーン野郎にはキレそうなるけどな←))

私はそんなこんなで息苦しくて半笑いくらいなんだけど、もちろん監督の意図は確実に笑わせようという見どころはいくつかある。そこだけ切り抜けば確かに可笑しい。でも彼女の真剣さを見せられているだけに哀しみもじわじわ来るのだ。盛大に笑わせるシーンもあって、そこは不覚にも吹いて、でもやっぱりその後にじわじわ哀くなった。

 

賢く器用に生きられず、かと言って自分の弱さを認めてしまいたくなくて威勢良く生きてるようで、結局その実ちっとも上向かない人生。外面が良くても内面は空虚で隣の芝生の瑞々しさばかりが気になって卑屈になって、そしてやっぱり上向かない人生。

どんな人生もそんなに簡単に上向かないし、楽しいばかりじゃないし、自分の欠点に悶えるほど苦しむことはあるだろう。

でもすぐそばにいるきょうだいの得意げな表情を見せられたら嫉妬は醜く深く、憎しみも苦しみも生々しく心に根を張ってしまうかもしれない。いや、そうなんだろう。

 

きょうだいの距離感は様々だ。しかし歳が近く同性となると、その生い立ちはやはり比較されがちなのも否定できない。親がいくら「公平に」と思っても、上の子は我慢させられる事が多くなるのも、末っ子が甘やかされるのも、誰に咎められる事じゃないと思う。

距離を取りたくても上手く行かない人もいるだろう。


考えてみたけど、私には兄に対する「嫉妬」はない。「羨望」はあるけど。それが嫉妬に変わりそうかと言えばそんなこともない。この歳まで感じたことがないのだから多分この先もないだろう。もともと柔和な兄の性格もあり喧嘩などの記憶もないし、高校を出てからの私たちの距離は非常に希薄だったから、負の感情に囚われることもなかった。かと言って情が希薄になってる訳でもない。

 

なんとなく、このブログに感想を上手くまとめられないのは、単にそういう理由で誰にも感情移入出来なかったからなのか、またはこの作品に深いメッセージ性とか意図が感じられなかったからか…(ん、ちゃんと泣いた、私涙腺バカだから)。

多分ラフな感じで、劇場の雰囲気同様軽いノリで観れば良かったのかも知んない。そしたら多分面白いんだと思う。

 

だいたい、きょうだいに限らず親族の中にひとりやふたり困ったひとがいるものだ。その言動に直接かかわらざるを得ない人にとってその関係はとても厄介で、うっかりすると双方の命に関わることになったりするよ、ていう感じかなぁ。

 

なんつーか、真面目過ぎたわ…

 

 

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エンドロールで「ドン・ジョンソン」の文字見た瞬間に立ち上がりそうになったし声も出そうなった…

あれかぁぁあああああ!!?

あの一瞬のインチキ外人監督の役かぁぁぁああああ!!トータル10秒くらい、顔なんか3秒も映ってないよね、カタカナ日本語のセリフが一言あったよね、

ああああああ、確認したくてググっても出てこないいいいいい!!!!←

コードレススティック型掃除機の買い換え

確か楽天で買ったなぁと購入履歴を検索したら2013年10月に買ってたのがこちら。

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《新型》エレクトロラックス エルゴラピードプラス掃除機 サイクロン コードレス

重厚感すごい、お洒落感すごい、使用時ヘッドのLED付いてすごい、総じて高級感すごい。

勢い3万くらいで買ったつもりだったけど、履歴を見直すと商品単価は19,830円ですと!あれ?プラス消費税だけど送料は無料。最新型で思い切ったはずなんだけど2万…?

おっかしいなーーー…?←

 

で、こちらコードレスなのでバッテリーの寿命が近い…。多分本来はもっと早くに訪れるのだろうけど、私は掃除が嫌い(なんなら整理整頓片付けも苦手、炊事も好きじゃない、要するに家事は嫌い!蛇足)。便利に使ってはいたものの、一般的な使用頻度と比べるとかなり低かったのねぇ。長持ちしたことーおほほほほ。

ほんじゃバッテリー交換だ!って、ハンディ部分との一体型なので6000円ほどすると。

えぇぇ高い。ほんでも便利やし仕方ないかと更に調べる…もう型番古くて売ってないと。

あ、うんそっか。

 

家電にそれほど執着とか拘りがないのですぐに買い替えの方向へ。

ググったら安いのは安いんだねぇ…びっくりだよ。エルゴラピードの北欧感にやられてたのもあってお洒落で良いもの買った気でいたんだけど、歳食ったら「家電におしゃれとかいらんやろ、働いてなんぼやろ」って気持ちになってた(加齢最強)。

もう3万も(実際2万ちょいだけど)出さないよ、どうせバッテリー死んだらお別れって分かったしね。そのつもりで買うよ!

 

えーと…だからってさ、拘りがないって言ってもさ、変なの掴まされたら困るやん?とか思いつつネットをウロウロ。金額、形、重さ、その他仕様、レビューを片っ端から…多い、多すぎる。金額の幅による違いが何かって、画面から実感できるはずもない…うーむ。

ぶつぶつツイートしてたら、知り合いが「様々吟味してこれ買ったよ!」という画像付きのリプを。「大型量販店で実物いっぱい見て、ネットで安く買うのがいいよ!」と。

 

もう仰る通り、それが一番なんでしょう。それが家電の賢い買い方ってもんですわ。手のひらに焼印したいくらい真っ当なお話。

 

しかしそれが!それがめんどくさいの私!!

 

生来のめんどくさがり。加えて家電にも家事に興味がない。全然ない。マジでない。一切ない。

小一時間もネット見てたらどうでもいい気持になってしまった、ダメな人間さ。とはいえ掃除機がないとさすがに困るよ。

今のところエルゴラピードもまだどうにかゴミ吸ってるし10分くらいは使えてる。朝出掛けにササっとリビング、翌日の朝は自分の部屋と玄関。そんな感じで使えてる。でも時間の問題。

それに家人の放出する細かいゴミや埃や食べかすは日々小言を言いたくなるほど多い(言わないけどね、めんどくさいから)。

あ、普通の象さん型掃除機は仕舞ってあるけど、それこそめんどくさくて出すのも嫌だ(棄・て・ろ!!←)。

 

なんやかんやでパソコンを閉じる頃には2機種に絞ってた。あとは価格と獲得できるポイント、店舗発送なんかを突き合せて選択すればいいだけ。なら何故そこでポチらないのかっていう往生際の悪さは自分でも謎。

でもちゃんと翌日にはパパッと注文してやりましたわ。はーっはっはっは。偉い、私!

 

こちらになります。(あっこの人間は私ではないよ!)

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掃除機 ハンディ クリーナー コードレス 超軽量 スティッククリーナー サイクロン アイリスオーヤマ (尚、型落ち)

 

 

しかし忘れてたのはショップレビューチェック⤵︎

2/5夕刻に注文。そこから3日経ってもショップからの連絡は一切なし。

「注文日翌日から3日以内発送」とあったけど、発送通知どころか受注確認メールもない。おうん…?←そこでようやくショップレビューを開く 

んあぁぁ。悪いレビューがみんな似た状況だぁぁぁ。発送通知後やっぱ在庫なかったとか、キャンセルするも代引きで届くとか、悪質な爆撃喰らってる話も…

ぐすん。あと1日待って音沙汰なかったら無駄だろうけど問い合わせするか。ぐすん…

 

2/8、気分だだ下がりで帰宅したら届いてた…。普通に翌日発送しとるやんけ。

 

 

ネットショッピングのハラハラ感満喫した。勉強勉強、まだ人生学べる!

(やめてよ、いらんわ) 

 

さてでっかい段ボール箱開けたらスッカスカなのに緩衝材入ってないwさすがwwまあいいや、中身中身!

 

あれ?オモチャ?私、オモチャ買ったっけ?

当たり前だけど超軽量を謳うだけあって全てが薄い。それはほんとそれでいいんだと言い聞かせるものの、どの部品見てもオモチャ感拭えず。「これ風力で飛んで行っちゃわないの?」って感じのダストパック回り。蓋を閉じた時の「ちゃんと閉じてる?」ていう浮き。いやもうそうだね、こんなもんこんなもん。ダストパック飛んで行っちゃうわけないやん?蓋もカチッて音してるやん?

 

エルゴラピードには充電スタンドがあったんだけど、これは毎回コードを差し込むのね、うっはーwwうん、慣れたらええ。

…は?自立しないから壁掛け用の器具を粘着シートで貼る…?コードを巻く器具に至ってはネジ…?壁にネジ??

や、これには結構引いたw

潔くネジ器具は使わないことに。

しかし粘着シートかぁ……くぅぅぅ悩むわー…立て掛けの固定は必須やしなー…

 

 

要はゴミを吸ってくれて使いやすければいいの。そうなの。とにかく軽くて腰に負担ない。平たくなるからソファの下も家具調デスクの下もスイスイ!吸引力も作動音も悪くない。合格!

ほんで願わくば4年くらい壊れなければありがたいよ…いやお値段からして2年かな?

 

いや3年頑張ってもらおうか!!

映画「スリー・ビルボード」最後まで見届けろ

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冒頭ですぐに、娘を惨殺された主人公ミルドレッドの気持ちに同化してしまうけれど、そんな単純な気持ちでは観ていられなくなる。

 

「犯人逮捕はまだ?」

田舎町の小道に壮大な3つの看板にでかでかと名指しされた警察署長*1は、実はガンで余命幾ばくもないことを知らされるからだ。(あっネタバレなのかこれ?)

ブランコに乗りながらミルドレッドと署長が向き合う…これってあれじゃね?黒澤明のあの「生きる」じゃね??オマージュじゃね?あれは志村喬ひとりのシーンだけど。

"怠慢な警察が余命を知って急に仕事やり遂げちゃう"ってやつじゃね?とか膝を打ったんだけど、それもバーンッてひっくり返された。

なんつうか、浅はかだな、私は…。

 

嫌な奴ばっかりなんだ

なんかもう可哀想なはずのミルドレッドなんか仕方ないんだけど、それにしたってずっと険しい顔して肩で風切ってるみたいな態度で、観ていてイライラするくらい粗暴なんだ。それくらいの覚悟で始めた戦いだよ、そうだけど、それでももっと柔らかい作戦もあったっていいんじゃないの、どうしてどんどん過激になって行くの…なんてのが甘っちょろいんだけど私もさ。

別れた夫もイケ好かない。警察署長以外の警官は全員クズ。もう救いようのないディクソンはクズ・オブ・クズ。

いつかこのくすぶる気持ちが晴れる、爽快な展開と結末があるはずって観てるのにどんどん塞いでくる。むしろ何の話だっけこれ?ていう破壊的な行為の応酬が展開していくばかり…やめて、やめてくれ、もうやめてくれ…って頭掻き毟りたくなる。

署長の遺書、見知らぬメキシコ人や侮辱されまくる有色人種や身体的特徴のある人間や、看板管理会社のレッドは細っちょでまつ毛カールの可愛い男の子、ミルドレッドの息子くん(「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の甥っ子くんだったよ!)、署長の家族、後から来た署長…大丈夫、ちゃんとしてる人だっている。

だけど忘れてしまうんだよ。あまりにも町中に悪意や偏見が満ちていて…。


アメリカの何処のいつの時代の話なのよ?

アナログな車とか誰のための土産物屋とか、あらゆる酷い差別とか…

あれれ、いやいやナウオンタイムみたいっす。アメリカ南部、少なくとも80年代を昔話として出してくる会話、現代の話みたいっす。(「世界の警察」を自称する国の話だぞ。(フィクションだけど))

 

つらい

でも観続ける価値がある。そうしないとつらいままだ。

人は「耐えること」「赦すこと」を知ってる。いつかそれを胸に刻みなおすこともできる。気付かずに死んでしまうかもしれないけど。気付いても間に合わないかもしれないけど。ギリギリ。「耐えて」「生きて」「赦し合う」ことが出来る。

最後までスッキリしたことは起こらない。クズが変わっても事実は変わらない。涙がぽろぽろ溢れる。(言わずと知れた涙腺バカだからですけども)

それでも最後まで観なきゃならない。生きなきゃならない。

怒りや憎しみが瓦解しない事実はある。生きてたら絶対にある。そういうことに直面して苦悶する。正直になることが苦しいときもある、強くなければならないときもある。でも負けてしまうときもある。

人の心は自分にもままならない。行いも同じ。

だから、耐えて赦し合うしかない。自らも赦して解放しなきゃならない。

ゴールがない。修行かよ。

 

ああ、苦しかった。

次はちょっと幸せな気持ちになる映画を観たい。

 

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追記

ふと思い出したんだけど、鹿のシーン必要やったかいな…?もっそい合成感やってん…(あ、ちゃんとウルウルしたんだけどね)

*1:wikiを見ると保安官とある。字幕では警察署長とされてた