ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

映画「22年目の告白-私が殺人犯です」

予告編。

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これ観て、どんなクソ外道野郎の話かと一周して楽しみなってたわけです。
皆だいたいそうだと思います。

でもそうじゃないです。予告編なんか何にも衝撃ではないです。

上手いこと作ってあるし、それこそこれぞ予告編ですが。

 

最初に逸脱しておきますね(それくらい言っておきたい)

いました!私的認定雰囲気俳優。

岩城滉一!!(以下敬称略)。

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めっちゃお爺ちゃんなってた。変わらぬな…

 

浅野忠信(一択じゃなかった)といい岩城滉一といい、こんなイケメソなのに。勿体無い。ああ勿体無い。ただただ勿体無い。イケメソ及び滑舌悪い。2条件クリア。

あああああ勿体無い。

(今後も色々出てくるだろうな、私認定雰囲気俳優…)



予告編なんか何にも衝撃ではないです(2回目)

刺激的なシーンだけでなく物語そのものの衝撃の連続に私は動悸が止まらなくなり苦しくて思わず脈を測ったりしました…ぅぅ(更年期のひと)

 

余談ですが私はかなりグロいエグい好きです。Youtubeさんが勧めてくる関連動画はくまなく網羅、もう観たのばっかりだよ!程度には積極的に観に行きます。

同僚さんが

「いつかぎこちゃんは実際にヤッてしまう」

という危惧を真剣にしてるくらいに好きです。(しませんて。ほんと。つかヤるって何よ?)そんな私が動悸でぐらつく。そんな作品でした。

グロとかあんまり関係ないです。ただ一応耐性はあるはずなのに、という目安としてお考えください。

 

まずもって冒頭に時代背景、物語背景として阪神淡路大震災が取り上げられるので心的ダメージいきなりドンッ。

その後も某宗教団体が起こす無差別テロ事件など、あの時の気持ちを蒸し返すので、リアル体験されてる方、その後も各地で起きている大震災に見舞われた方、なんらか関わった方はキツイと思います。

あの時の実際の映像が使用されています。書いていても胸が苦しくなってきます。

 

 

この消化しきれない胸苦しさ

ああ、これこそがこの映画の裏側の、いやいや真のテーマなのでは…? 

どれほど時が経っても思い出すだけで胸がぎゅっとなる経験。災害やテロや戦争や凶悪な事件、昨今の様々なそういう事象に心が闇に晒される人たちが生きていく重苦しさ、そこかもしれないと、今思いました。

 

ブログを書くとこういう事に気付けていいです。

鑑賞後はショック状態で言葉も浮かばなかったし、どうやって受け止めていいかまったく分かりませんでした。感動とかじゃなくて、言葉が見つからないっていう状態でした。 

 

ここで〆かなというところなんですけど

ふと「原作あるのかなぁ?」って。私あんまり予習しないタイプなので。韓国映画「殺人の告白」のリメイクなんですって…

へえぇぇって、予告及びネタバレあらすじをざっくり観てきました。

…んんんむこれは。

んぇぇぇぇぇぇ…


観なきゃ良かったああああ調べなきゃ良かったあああああ

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予告編貼りませんっ!

 

物語の大筋はそのまんま。あらすじは飛ばし読みしただけなので想像ですけど、お国柄多分オリジナルはもっと刺激的な映像も…色々ありそう。ほんと想像ですけど。(韓国映画観たことなし)

エンディングは違うそうです。

なんか…えーそうかオリジナルではないのか。日本の小説とかでもないのか、そうか…

 

あのすみません、これほどの衝撃と、「すごい、こんなの初めて。。。。」的ななんていうの?乙女心(違)を返してほしい。今すぐ。

 

もうね、とりあえず一旦全部返して下さいよっ!!

 

 

 

…いや。

リメイクなので比較したところで意味もないし以下中止。知らなかったことには出来ないけど、私なりに今作でかなりお腹一杯なったのでそれでよしとしたいです。

 

 

違和感なく日本の物語としてスライドされてました

冒頭、日本国内で起こった災害や事件と絡めてくるところで気持ちを鷲掴みにされるんです。もうオリジナルの事を考えることないわけで。

そもそもそこがポイントでした、私には。

そしてもちろんその後のひっくり返りまくる展開にのめり込んでいくわけなので。

 

 

まさか最後に突きつけられる「刑法39条」

ようやくたどり着いた「時効の向こう側」に現われました。ここに来て、荒ぶった気持ちをどう冷まそうかというところで、またもや一気に掻き乱されてしまいます。

そこまででもだいぶ落下してるのに、まだまだなのです。きっと絶望には底なんてないんです…。

そしてオリジナルとは別というエンディング。これはちょっと理解が難しいです。これを観客に委ねるの?っていう。

 

誰にでも有りうるかもしれない

本当に怖くて苦しいのは、残忍な殺人方法とか引っ掻き回すマスコミでもないし、愉快犯みたいな偽物でもない。関わる人々が闇に落ちていくキッカケです。

そこに追い詰められて逃れられない人の心です。トラウマとかPTSDとか、昨今本当に頻繁に耳にする言葉。そんな言葉で解決することなんて人の心にはないと、本当に思いました。

 

あの、これ。実話ではないんですよね、苦笑

我ながらよくこれだけ感情移入できるわと呆れますけど、私の記憶には強く強く焼き付けられている事実の経験があります。

 

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布団の中でテレビを付けた途端にハリウッド映画の様なシーン…。でも高速道路が横倒しになってるなんて見たことがない。ヘリの音、神戸の街から立ち昇る煙。母方の親戚はほとんど、父の親戚も関西にいます。当時働いていた会社の全国にある寮はあの街にいくつもあって私は管理の仕事に携わってて…。

あの日あの時間、私の乗っていた都内の地下鉄はアナウンスもなくただ停車し続けていました。ほんの2駅3駅先で起きていた未曾有の事件を知ったのはその日の昼のニュースでした。

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災害も事故も巻き込まれる可能性なんかいくらでもあるし、その確率は計算できやしないです。自身が巻き込まれるのか、身近な人間が巻き込まれるのか、どんな状況になるのか、私たちには覚悟も防御もすることができません。

無防備な心に想像を超える質量の衝撃は、一体どんな作用を起こすでしょうか。

 

〆からだいたい倍以上の文字数になってきた

オリジナルの伊藤英明の人が泥臭いので却下です。(個人的な好みです)

藤原竜也の人は良いイケメソ。だんぜん清潔感あるイケメソ。なんなら若かりしペさんみたいな。ペ・ヨンジュンさんみたいな凛とした佇まい。あの整った涼しい顔で猟奇殺人犯とか、ギャップ萌え~…みたいな。

 

あ、橋本杏奈ちゃんがですね、凄いですよ。公式サイトだか記事から、杏奈ちゃん命張ったのかと知りました。あのコント番組「LIFE」で純真無垢な気持ちで、必死に笑いに向き合って頑張ってた、健気なあの子が!!(健気さはそのままです大丈夫(何が))

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NHKデスカラ

 

野村周平リア充ウェーイみたいな感じで苦手でした(個人的な感想です)けど、すんごく良かったです。何故か「ミュージアム」ではあんまり感じませんでした。

top.tsite.jp

なんだこの記事、やっぱりウェイウェイ系じゃないか。しかもこのトップ画像、杏奈ちゃんが完全に隠れてるんですよ。どうかしてませんか。しかも画像の夏帆推しが著しいんですよ。うわー納得いかない。

 

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この2カットにどんな関連があると思います?

 

藤原竜也はほんと、全然興味なかったです。んー?声が好きじゃないのかな?その程度でした。でも今季の民放ドラマ「リバース」を飛ばし鑑賞してて、恐ろしい演技力に引き込まれました。あの役『誠実で勤勉、多分ADHDによる状況把握困難、ゆえに周囲と上手く溶け込めない、それを自覚しているかしていないか微妙かつ繊細な人物』を熟せるってかなり驚愕しました。ただただ「上手いなほんとにこの人」と。

 

てことで、予告編を何度か観るうちに「このクズ野郎を演じる藤原竜也を観たい!」ていう気持ちのままに今作を鑑賞しました。

 

佳作かどうかは判断出来ないです。あーいい映画だったぁぁぁぁってならなくて。

 

見応えのある映画だったと思います。それは確かです。こんなに涙もなく、呆然としたのは本当に初めてでした。 

 

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行きつけのシアターにて。

まさかのMステなんて観た…岡崎体育が良すぎる(また遅い?)

だいぶ前に、ツイッターで見かけた

「冷蔵庫に貼られたメモを英語風に読む」的な動画を見て大爆笑したことを思い出した。

あれ、確か岡崎体育くんだよね…?

そうでなきゃ、これはあの人のパクリになるでしょ?

…てツイッター検索掛けたらだいたいみんなそれ呟いててw

「遅いけどまあ一般的だよ私!」とかほっとしたりした。

 

これですね。ほんとこれマジ仕事中でデスクに突っ伏してた。

 

 

 

後出しだけど

最初はミュージシャンとは知らずにこの笑いのセンスに感動してツイッターしばらくチェックしてた。

売れてくるのかなぁって。

でもまあまあ冴えない感じだったんだ、バイトしたりなんだり。おかんとの話とかも面白かったけど。すごいいい感じのかったるいゆるい生活。

本人はどう思ってたか分からないけど。いや確か「もっと売れないかなぁ」とか「なんで売れないんや」とか言ってたような。

チェック外してから「Music Video」が大ヒットして今やフェスにもひっぱりだこらしいなぁって遠くで思ってた。

 

もちろんこのタイミングでブログ書くのは一般的な速度なんで昨夜のMステ観たからです、はい。

いや、昨夜思いついたんではなくって、昨日の楽曲がすごい良かったんで(パフォーマスはちょっと惜しかったっすね←厳しめ)動画探そうと開いたらこれが。

 

 

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ワンオクやん。パクリやんw

変な感動しつつ観てたら

♪どうぶさんたち だいしゅうごうだ わいわい~♪

 

 

 

はっ?

 

待って、

 

は???

 

…もはやこれ、怒られないヤツですよね、

怒られそうだけど一周まわって笑って肩組むヤツでしょ?w

廃倉庫でガンガン歌い上げる”なんとかフレンズ”みたいなってるやん!!ww

けもフレが放送され始めたのが今年1月。

この「感情のピクセルは5月。

…えー製作期間から発表まで考えて

 

…完全に被せてきた?ww

 

 

まま、戻ろう。

で、これです。

 

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 (できれば歌詞は入れて欲しくなかった。選べたら良かった。歌詞見せられたらなんか面白さ半減)

 

やっと、あの「冷蔵庫のメモ」の夢が実現したwww

いやー

良かったね、岡崎くん!

「なんでこんなRTされんの、意味わからん。」からここまで来たんだね!

「お金なくてもMV作れるんやで」的なことも言ってた気がするし、実際あんまり掛かってない気がするよ!

良かったね、岡崎くん!!

特にお金使ってなくて遠くから見てたおばさんに言われてもなんの得もないと思うけど、心から思ってるよ!

 

 

実のところ、いわゆる苦手なラップ畑の人だというバイアスかかってたんで。すまん。

昨夜この「Natural Lips」聴いた時の楽曲の良さに感動してる。

 

 

なにこのポップな80年代風のダンサブルなヤツ!!

こないだ(自分的に)沸いたレキシかよ!きゃああ!ってテレビの前でノリノリしたよ!

この人、パロディの天才なんやな。器用だし。

音楽のセンスは抜群。笑いのセンスもさすが関西人。

そのくせ現代の若者がスッと共感できる「かったるさとゆるさ」をナチュラルに持ってる。

 

あとね。いいよブス顔。ブス顔どんどん推してきて!!

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長かったよね…この顔w

スタジオのみならず、お茶の間も絶対大盛り上がりやったよ。多分。私においては確実に。

 

 

(どこから目線だよってのは、ブログ全体に言える話なので置いてくように。)

 

岡崎体育くん!!

これからも遠くから見守ってるね!!

 

 

 

忘れてたけど大事なので記録。

ああこれかって、ニセ明*1楽曲提供の関ジャニ新曲ヤバかったな…

ええ曲や。これは源くんが歌うべきヤツや。

関ジャニにこれは熟(こな)しきれんわ…少なくとも現段階では全然やったわ。

心がかなしみで満ちた。

歌もダンスももう、関ジャニから大きく逸脱してる。いや、いいんだよ、どこの枠を攻めても。

熟(こな)せてさえいたら!!

君らには期待してるけど、こういうんちゃうねん。君らそんな器用ちゃうやん…。

 

まず関ジャム頑張ってまだまだ勉強しときよし…

www.tv-asahi.co.jp

 

あとスミマセン、すごい気になってるそのパーカー。まさかjackson matisseのじゃないよね?

…確認したら全然違った…ほー。

横浜のベイサイドウォークのすごい瀟洒なフラッグストアで見つけて欲しかったんだけど、ズタボロ過ぎて会社に着て行けないしそもそも私には大き過ぎるしうーんって思ってたんだよまさか岡崎くんが買って着てるとか。

なかった。

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*1:

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特に説明しないんですけどね。

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これにも特に説明入れないですけどね、ええ。ニセ明さんです。

金子ノブアキすげぇかっちょえええやんけぇえええ

以前からチラチラ見かけて「いいぞ、イケメソ臭いいぞ」と感知してましたが、良かったですねぇ…やっぱり。ただ、あれじゃない?雰囲気じゃない?というのが払しょくできず。

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うんうん、生きてー!!

 

 

いやーもうちょっと「雰囲気系俳優」(しかも音楽畑から来た)だと思ってました、勝手に。勝手にです、ほんといつも遅くてつらい。

 

雰囲気俳優確定は、今のところ浅野忠信、一択です。(私の中だけですので異論認めません)

ほんっと毎度ついつい期待してがっくりするんです。”あああああっ”て、感情を露わにする役どころでその「ハマらない芝居」がどうしようもなくクセになります。海外で人気があるってなんとなく頷けます。

(「バトルシップ」の英語でもああああああってなりましたけどw)

 

 

金子ノブアキ、顔OK涙OK格闘OK。ヨシ!

…ベーシストのkenkenが弟とかものすごいインパクトだよ… 倒れそうだよ…

 

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いやもう全然、生きてぇええええ!!!!

 

  

私あまりテレビドラマを積極的に観ないのですが、家人がどうもだいぶ好きらしいです。(ここ数年で気付きました(これもだいぶ遅い))考えたら、付き合いだした頃かもう付き合ってたか定かではないですけど「東京ラブ・ストーリー」も家人がいなかったら観てないと思います。

東京ラブストーリー - Wikipedia

(蛇足:’91年3月まで放送だったので結婚する直前であった)

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え、めっちゃかわええやんなにこれw

物語はよく覚えてないけど、鈴木保奈美のファッションはカジュアルダウンして真似てましたね、無意識ですけど。あとは小田和正さんの名曲もさることながら、このイントロの頭「チュクチュチューン!」ていうギターが佐橋佳幸さんでね、っていうのが最近のツボです。

youtu.be

せっかく見つけたけど、大事な頭のとこキレがなくてはっきり分からんやん佐橋さん!!

 

いわゆるトレンディ・ドラマが流行してめちゃくちゃ観てる世代なのでしょうけど、噂でしかほとんど知らないんです。

という私の対極の家人、ほぼ観ようとしてます。重なるのは録画したりして全部チェックしてますよ。なんでしょうか、あのエネルギー。まあ途中で観なくなったり、観てても寝落ちで全部理解できないとかもあり。熱意の尺度がピンと来ないですけど(笑)。

家族にそういう人がいるもんで観たくなくてもなんとなく目に入ってきて、これはっていうのだけは一緒に観るようになりました。

自分から「これは観なきゃ」という作品が重ならない場合が多いので、私自身チェックするのも1年に何本かはありますが。

www.ktv.jp

これは前者の方で最初からお腹いっぱい感で観てませんでした。なので最初の数話だけじゃなくて途中も抜けたりしてます。

昨夜、録画してあった最終の2話を連続で観ました。お話として全ての経緯を知らなくてもざっくり拾ってるポイントで十分理解できる内容でしたし、全体的に流れている「正義か悪か」「国家か個人か」と言った普遍的な問いは一貫していたので、全く置いてけぼり感なく物語に入れました。

むしろ細かいことに捉われず冷静に観ることができました。

そしてこの一貫した問いには覚えがあり、やはり小栗旬の主役でしたのでとても良かったドラマを思い出しました。

大変、ちょっとググったら続編やるんじゃないですか!

www.oricon.co.jp

昨夜「CRISIS」を観終わってからすぐにググってやはり小栗x金城て言うのが判明しました。上手いやり方だぜ、この制作!!

(音楽もふとこれ聞き覚えのあるオーケストレーション…と思ったらやはり澤野弘之さんでした。スキマ・スイッチの曲を「進撃の巨人」かよっていうアレンジしたので覚えましたw) 

でも、あのラストは私は好きだったんですけどね。

あのまま2シーズンとかすぐに続編という話がなかったのがまた良かったんですよね。

結局「問いかけ」のまま終わる。視聴者に任せるっていう形は好きです。想像力を刺激してくれます。特にこういった問題は自分の心を試す様な問いかけですし。

 

「CRISIS」もそうです。かなり狂気の入った表情の小栗旬で終わるというのが結構そそられました。

全員の悪い顔を見せつけてっていう。ずるいですよねぇ。もやもやしたまま終わるので、忘れないんですねきっと。「BORDER」もそうでした。

作者なりの結末を見せたいのも否定しませんけど。

「答えは風に吹かれている」でいい気がします(by ボブ・ディラン

 

 

善と悪。自分の中にない人がいる訳ないです。人間はそういう生き物ですから、その人間が作るものに「完全な善」がある訳ない。でもそれを全肯定したら実も蓋もない。

見たくないもの、考えたくないもの、突き詰めたくないこと、人間は「存在」してるそれを「否定」できないで生き続けるのが苦しい。

みんなそういう瀬戸際や矛盾で生きてるのではないかとか…

 

ああああ暗いわーーー

私、めっちゃ暗いわあああああああ

 

大事なこと忘れてましたけど、金子ノブアキ小栗旬の格闘シーンでの萌えどころ。「小栗の腕をサバイバルナイフで刺し、その傷を絞る」という書いていても「ふぅうぅぉぉおぉぉぉぉ」て背中がぞわぞわするところです。

 

ああああ変態だわーーーーー

私、めっちゃ暗い上に変態だわあああああああ

 

 

 

 

*今回初めて「ドラマ」カテゴリー出来たw話はあっちこっち飛んでますけどw

先生、私に優しくして下さい!!!

扇情的なタイトルにしたけど、猫の話です。

期待した方はお帰り下さい。申し訳ありません。

 

 

猫の病気で病院に行くのはもうやめるもんね!って決めたんですけど。

 

bionic-giko.hatenablog.jp

 

 

その後は波がありつつもそんなものすごく困った事態にもならず、

ベランダでハーネス着けてぼーっとしたり、GWには抜け毛とフケをサッパリ洗ってやったり(めっちゃ悲しい声で鳴く)、とにかく撫でまわしたり一緒に寝たりして、呑気に暮らしてはいたのだけど。

 

 

ここのところ、また嘔吐を繰り返すことが増えてきた。

1度でスッキリしてすぐに食い直すのがデフォだった。病気が発覚して以来、吐くものがなくなってもげぇげぇしている。

胃の中が空っぽになってもなかなか吐き気が止まらないらしい。

ようやく収まる頃にはへとへとになっていて、しばらくぐったりしてしまう。

(いつもだいたい寝そべっているので見かけは同じなんだけど)

猫も辛かろうが、見ている私も激しく辛い。いや断然猫が辛いだろう。

 

人間だって嘔吐にはすごいエネルギーを費やす。

(吐きやすい人は知らないけど、私は人生においてほとんど嘔吐をしない体質なので、大人になって何度か経験した時は本当に怖かったし苦しかった)

 

 

ここ2~3週間観察して分かったこと。

(何故か)週末に酷い嘔吐が始まる。

始まるともうどんなエサも拒否、なんとか食べてもらおうとあれこれ策を練ってやっと口にしたと思ったら数分で全て吐いてしまうという状況に。

2~3日それが繰り返され、空腹と吐き気で不安定な様子が続くが、ある日突然いつものカリカリをガツガツ食べるようになる。

そして一気に通常に戻る。

 

戻るならいいのでは、と楽観的に考えて嘔吐期間は諦めるしかないかなぁと思ってたのだけど。

 

でもつまり、1週間のうち2~3日は辛い状況に見舞われるという事になる。

回復すると食欲も食事量も便の排泄も通常通りになるのだけど、平均すればやはり摂取する量は確実に減っているので、悲しいことに体重が落ちてきた。

当然だ。

 

 

誰からも「でかすぎる!!」と言わしめるわがままバディ、むっちむちのぽよっぽよのウチの猫。

飼い主的には「骨格から言ってこれくらいの体重は標準だろう!骨太なんだ!!ちょっと肥えてた方が何か病気とかになった時に安心なんだよ!!」て気持ちでいた。

(そもそも肥満で動けないというバカなレベルではないので)

 

なんならぽってりが自慢だった。

実際今この状況で、もしこの勢いで食欲が減退し続けたら、見る間に体力も失くすことだろうし、やはり「ぽってり正解」と思ってる。

 

 

とはいえ、吐く期間も食べられない状況も長く、猫自身も空腹なのに食べられない自分に混乱し不安定になっている様子…

 

「もう病院には行かないからね!!」と啖呵を切ったけど、検査や手術や通院はしないよって言う意味だよそうだ、そうなんだよ…

この吐き気の原因について考えれば、お腹の不調なのか、内臓の異常なのか、血液の異常から来る症状なのか、多分可能性はかなり大きいだろう。

何を調べるのか、どういう検査をするのか、以前よりずっと選択肢が増えて、結果如何での処置の選択肢も膨大になっていくはず。

 

いやいや、まずもう検査はしないのだ。

なので、今は対症療法をお願いしに行くことにしよう。

 

吐き気を止めるための薬を吐いてしまうなら注射だ。

あと私が上手くできないので体温計測してもらって、熱があれば解熱だ。

 

よし。

 

意を決して「もう行かないからね」を反故にする。

猫よ、すまん。

こういうのは想定外というか想定内だ。

食べたいのに食べられないのを何とかする方法はあるかもしんないよ?1回で済ます様にするから許してくれ。

 

 

てことで、先生、私はこんな時の為に私だけでたまに相談に行って状況をお伝えして、診察料と処方をしてもらっていたんだ!

「今さらなんですかー」とか言わないで、優しくしてね!!!

優しくして下さい!!!

 

 

あとで電話して相談はしなきゃ。

 

 

 

ゲーム社会とかネット社会とか(真面目か)

たまにゲームをあからさまに嫌悪する人がいる。

(まあ大抵ネットでそういうのは袋叩きに合っているけど)

 

私もそういう時期があったけど、今は一概にそんな目くじら立てることないなーって思う。

 

「知り合いの家に行ったら、そこの子供がずーっと下向いてiPadでゲームしてるんだよね、熱中してんの。あれなんで親は注意しないのかね」

 

知人が苦々しい口調で言い出した。

 

「いいんじゃないの、ゲームが楽しいなら。ゲームが絶対的に子供に悪い影響があるのかどうか、まずやってない私たちが判断すべきじゃないし、私たちの時代は”テレビっ子”が騒がれたし、遡ればロック音楽とかエレキギターとかもそうでしょ?」

 

なんか知らんけどスラスラと説教みたいな応答をしてしまった。

 

"うわぁ偉そうに言い過ぎた…"
と口から生まれた我が身を呪っていたら、少しの間のあとに

 

「そうか

   (さらなる間)

  なるほど、そうだね」

 

としみじみ頷かれた。

 

あれっ?

あれあれれ?

不愉快になってる?それとも納得した?え?

ああー、あーあーあーーって脳内おろおろの軽いパニックになっている私に

 

「いやそれでね!!あの"うんこドリル"買ってやったの!」

 って。

 

はっ?

 

ああ。あの巷でブームになってアレ?

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あ!?

それを言いたくて、掴みネタが「ゲームdis」でした?

 

 

 

いやー…

 

ゲームせずにドリルしろって、あなたちょっとなんか違くない…?

という違和感は後から襲ってきた。

 

でも口に出たのは

ツイッターでも常日頃から"うんこうんこ"言っている私には《うんこドリル》なんて"後から来たやつがなんやねん"やからな」というクソリプ…。



お分かりいただけるだろう、…私、マウント体質クソリプバリバリコミュ障。

相手を不愉快にしてばかりだ、もうすごいイヤ。

ほんとイヤ。

クソリプ連続で相手の言葉を否定することばかり。

もうっもうっこのクズ!クズがっ!

 

 

 

でもさー… 

親戚やら親の友人やらの集いに参加してる小学生が一緒に楽しく会話に参加出来るとは思えないよ。大人同士がワイワイやってたら何にもおもんくないしやる事もなくない?

 

普通に考えてそこにサラッと参加してくる小学生とか、それはそれでイヤ。「お前なに大人の話に入って来てるんだよw」てなるよ。

私自身も、親戚の家で従兄弟不在時の時はだいたいそれで、漫画を貪り読んでた。

 

そんな時のゲーム上等!ゲームがあったらどんなに良かったろうか!

ゲームなぞ夢中になってなんぼのもんじゃ。

片手間に大人の話に相槌でも打たれたらまたそれで腹立つって。

 

そこに「そんなことしてないで、ほれこの(うんこ)ドリルやりなさい!」て言われてみ?

私がその子供だったら仏頂面または呆け顔で受け取って、一瞬でゲームに視線戻してるわ。

 

 

 

…コミュ障な上にオトナコドモお化けだよ…()

 

 

ゲームになんの興味も抱かずに大人になったのだけど、なんの因果か5年間ほどゲームソフト会社で働いたことがある。2000年、あのY2K問題の辺り(笑)

2000年問題 - Wikipedia

たまたま求人情報と業者問わずの希望職種と合ったというだけ。

最後の方は事務以外の仕事、出来ることはなんでもするしかなかった(電卓叩いたり請求書作ったりする仕事のはずだった)。面白いことしんどいこと色々あったけど、社内でユーザーサポートやバグ確認のためにゲームをする事態になっていたり…えー

 

 

会社が縮小していく状況において、ゲームに夢中になる仕事をさせてもらえたのはラッキーだったと思う。

その頃ちょうど色々あって心を病んでたしなおさら。

 

 

初めてのゲームショウで戦慄したのが、押し寄せる子供オタクの波。

「未来の子供がこれでは日本終わる」

「これはダメなのでは」

と本当に震えながら異様な光景を見ていた。

皆メガネを掛けていて、なりふり構わず好みのブースに突撃していく。人とぶつかっても気にしない、周りが見えない。でも喧嘩が起こるわけでもない…

心も体も何もかもがゲームへ一直線。

 

私自身が初めて体験する光景と雰囲気、熱に圧倒されて恐怖が湧いたってことですけども。

 

自分はもう子供じゃないし、このまま親になることもないから、多分そう思ったのかも?興味がないから知らなくて、ただ自分の思い描く子供像からかけ離れてて戦慄しただけなんだなと思う。

 

 

まぁもう一回見てもやっぱり怖いと思うと思うけども← 

 

業界自体はあの頃からかなり変化を続けてる。

あの時の制作系の同僚は転職を繰り返しつつ苦労しつつ偉くなり、まだあの中にいる。あの突撃メガネっ子集団の誰かは今、その業界で働いているかもしれない。元同僚が上司かもしれないよね…

 

 

 

もちろん、昨今のスマホゲームが原因の交通事故とかは痛ましい。

「完全に使う方の落ち度。ゲーム元凶とかクソ。」というのも分かるけど、10:0ではないでしょ?とも思う。依存性とか中毒性っていうのは制作側からも遊ぶ側からも感じてたし、1時間が5分程度に感じる"ゲームの異常さ"は結構危うい。

 

 

ま、私は今そんな感じでツイッターしてますけどね。Youtubeでもそんな感じですし、猫の寝顔眺めるのも近い感じです。

大丈夫、ちゃんと仕事してるし…

嘘!眠れてない!

ダメ!!!

 

 

大人が自制心を持たずに扱って

自らの日常生活に支障が出るだけじゃなく、「誰かの命を脅かす」のはゲームに限ったことじゃない。

 

  

 

そんなこんな今夜も眠れないまま深夜になってるリア充ばくh