映画「疑惑のチャンピオン」
7月は精力的に映画観てます。
まず6日にこれ。
期せずして今、ロシア選手がオリンピックに出られない話になってますけどそれです、選手生活をドーピングにかけるアメリカ人のお話です。
舞台はTour de Franceなんですけど。
基本的にスポーツ観戦には興味がないのでなんで観たんだっけ、
あ、予告にダスティンホフマンが映ったからや。
(でも最後の辺りのチョイ役でガッカリでした)
とにかくスポーツにはあんまり興味ないんで。
もちろんTour de Franceもそんなに。
でもたまに見るとなかなかエキサイティングですよね。
山の神とか… それ駅伝や。
駅伝はまあまあ楽しみます、正月に見ます。往復でせいぜい2時間くらいですけど。
アメリカ人で前人未到の7連覇をした人の実話なんですが、頭悪いのかなぁ、勝つためならどんなエグい方法でも、エグいウソついてでも掴むぜ栄光を!!とか。
それ初めから「栄光」やないのだが?
ガンを克服したぜ、ガン闘病中の人たちを励ますぜ!
なんていうか汚い金で人を救う気になったみたいな?
ガンになったのも薬のせいなんだけどバカなのかな?そうなんだよね?
ていう疑問しか浮かばない救いようのないアホな話でした。
常軌を逸したアホです。
なのでシラケっぱなしでした。シラケてる方がちゃんと観れるんだね、映画って。
Tour de Franceの熱狂だけは伝わります。
あの後BSでやってるの知って「お!」てなったのに有料チャンネルで観れなくて腹立ちました。
そう言えば、チーム一丸となってドーピングに取り組んでたのに、新人がちょっと賢くってボロが出る訳ですが。
その新人役の役者が、マットデイモンを殴って更に凹ませて肌を汚くして若返らせたようなブサイクでもう半笑いしちゃったんですけど。(マットデイモンタイプでないので軽くdisりました)
エンドロールで主人公始め関係者の画像が全部出るんですけど、そっくりでもう爆笑でした。
あとイタリア出身のマッドサイエンティスト(ドーピング研究推奨協力してた医師、なお逮捕)のいかがわしい雰囲気がまるっとそのままでした。これもウケました。
エンドロール一番面白い。
全体的に登場人物の顔が濃いので、話はアホらしいのに妙に印象は残りました。
記憶の引き出しの無駄遣いだったなって、今思ってます。