「脳男」読了 首藤瓜於・著
映画の予告編だけで興味持ったんだけど、本自体は映画とは違う印象。
生田とーまくんをイメージしちゃうかなーとか。
読み始めたら、全然違ってた。
割と薄い文庫本、半ばまで一気に読み進めて、こんなに風呂敷広げて、あと半分でまとまるんか?と怪しんだら、なんと、明らかに続編ありそげな結末。
んーー!!??
一応、事件は終わるけど、
…終わるけど?
て、
聞いたら続編も出てるって言うじゃないのええええ!!
いや、でもこれだとなんか陳腐な恋愛沙汰にならないかね?と。
ググっても映画のネタばっかり。 かろうじで、続編もミステリーとしてかなり評価が高いとの情報発見!!
んー、読みたい。
とりあえず結末はともかく、かなり面白かった。 小難しい理論を浅く読み飛ばしても。
完璧に理解できればまた面白さも深いだろうが、ホントにわかる人だとこういう学識ぶったことを「たかが小説」とか感じるのかも?
多少精神を病んでる自分には、興味深い反面、痛くてたまらないものがある。
のめり込むと落ち込んでしまう。
最近のあたしは、本来自分がどういう人間だったのか判らず、湧き出る感情のやり場に困り、走ったりうずくまったりする。
振幅が大きいほど、疲弊して死んでしまいたくなる。
脳男も生まれた感情の処理に、、、
いや、
あたしは脳人間じゃないしな←