大橋トリオライブ「ohashiTrio & THE PRETAPORTERS YEAR END PARTY LIVE 2018」…私に向かって歌ってたぁ
12月14日。
11月から2週ごとにスキマ(横浜アリーナ)、林檎(さいたまアリーナ)、そして大橋トリオで今年の締めとなった。
この会場はライブ情報でよく見かけたのに縁がなかった。多くのアーチストが使用するのだからきっと音響が良いのだろうなと思ってた。期待いっぱいで(浮かれて電車反対に乗って危ないところだった)向かった。
こじんまりとしたホールで歴史を感じさせる佇まい。校門からキャンパス内を歩く道もいかにもな穏やかさで心が和む。ただ入ってみるとやっぱり古い作りなのは否めない。座席の並びは縦の勾配が緩く、横は互い違いになっていないため前の席の人の頭が被ってしまう*1。
それにしてもステージの近さは文句なし。ホールの良さはやはりこれだ。
アリーナのパワーボーカル2人の後の、大橋トリオinホールはもうなんていうか天国だった。いや前の2つも十分天国だったんだけど、なんだろまた別なのかな?涅槃かな?
スキマは突き上げてくるような
林檎はたたきつけてくるような
しかしてトリオは
鳥や風の声と共に森の中の空気に溶けて光差す空に向かって蒸発するような…
これは、精神の解放…?
とにかく良かった…良い、本当にとにかく良い。もうなんかほんと素晴らしい。気持ちいい。たまらない、悲しくないのに涙が出てしまう。
まあたいてい泣いてるけど。(隣のお嬢さんも泣いてましたし。)
彼の歌声は楽器の音と一緒になって注いできて、広がる光の中に放出されてしまう。哀しさとか愛しさとか苦しさをみんな綯い交ぜにして絡め取ってふわふわとした優しい音楽にしてモルヒネにしてまた染み込んできて涙に蒸留して揮発して…
えっと、誰か化学式書いて?
これ多分、いわゆる語彙力が試されているが自分にそんなものがないことを実感する。
いつもの様に(あ、ライブ2回目なんだけど)、マイク1本にみんなが集まってトリオさんの勝手なリードに合わせて歌うのも楽しいし、気のおけない音楽好きと一緒に好き勝手に楽しむ雰囲気が、見ているこちらもたまらなく楽しい。その輪に入ってしまってるような、仲間外れにされて指をくわえて見てるような楽しい気分がじわじわ。ほんとに楽しい。
今回1階の前方エリア中央の席で、こじんまりとしたホールのその位置なので、素顔が分かった。イケメン確定。
中央席。ほぼ中央。多分完全に中央(感覚)。つまり舞台中央に立つトリオさんの一直線上に私はいるわけ。視線が私に向いてる様にしか見えない、つまり私に向かって歌ってるわけ。
たまらん。ああたまらん。
あとピアノの鍵盤をなぞるトリオさんの手も見える。
たまらん
たまらんたまらんたまらん
以上、ほぼ実感できない我が語彙力を目一杯使って書いた。
はははは
余韻に浸ってたら、オルゴール付きのクリスマスカードが届きました。
おしゃれだよね~
*1:しかも残念なことに真ん前は首を振る人、その横は「お前はMsisiaか」って突っ込みたくなる被り物で頭でっかくしてるどうかした人だった。映画もライブも狭い空間に押し込まれるんだからなんかしら考えてきて欲しいよね…歌に合わせて首振っちゃうのは仕方ないとしても…ブツブツ