最近何観てたっけかな…?久しぶりに振り返る備忘録的④
一昨日レイトショーで観た「ボヘミアン・ラプソディ」は別に書こうと思いますが書けるかどうかは不明です。
予告編や公式ツイッターや観賞者の感想で何度も何度も泣いてしまって、もう号泣必至の状態で観に行ったんだけどちょっと思い込み激し過ぎた。って言ったって涙腺バカは泣くんだけどさ。
とにかく「QUEEN」知らない方も十分に楽しめます。そしてサントラうっかり買ってしまうくらいには好きになるんじゃないかなー…
皆さん、是非に!!
「before sunrise」
この三部作について話はよく聴くんだけどその話は良い悪いの色々でいつか観たいなと思ってた。ていう作品はいっぱいあってそのためのアマゾンプライムなんだよね。
まあ当然だけどイーサン・ホークが認識不能レベルで若くてかわいい。お肌ツヤツヤ。それだけで観て良かった。(ちなみにこの女優さんは今もよく知らないのだけど、少なくともこの作品ではいかにも「フランスの子猫ちゃん」みたいなキュートで小難しい魅力的な女の子で、やっぱりすごく良かった)
もちろん、映画自体の内容もとても良かった。
自分も若い時ってこんな風にめんどくさい部分が大きくて、それについてうんざりされたり自分でも嘆いたり、しかしそれに酔ったりもしてて…て、書いててもめんどくさいな。残念ながらこんな歳になってもこういう部分がきっちり残っていて、生きるのに本当に色々な支障が出てる。
終わり方が良くて、そしてこれが10年ごとの続編に繋がっていると思うと暗い気持ちになりつつ期待にドキドキして楽しみな気持ちもある。
いい結果になるのかな…
「before sunset」
ああやはり暗い気持ちに(笑)。
そう、人間は結局本質的な部分はそう変わらないし、それが良くも悪くもある。2人ともとても生きづらそうだ…。ここまでめんどくさいと病気になりそうだ。残念ながら私はとっくになった。
そう考えるとつまり、この10年後もそんなにハッピーじゃないかもしれない。それでも見届けたい気がする。んーそうか、これ同世代の男女の話なんだな…自分は軽率な男と出逢ってしまい軽率に結婚に至ってしまって、チクショウ(笑)
またもや期待と暗澹たる気分が混じりつつ次回作を…と思ったらまだ配信されてなかった。んああああーーっ
「クリーピー 偽りの隣人」
『香川照之観察日記として観ればおもしろい』っていうレビューに1票。
公開当時はかなり観たいと思ってた。でも私はどうも邦画を劇場で観るのはハードルが高い。てことで見つけてすぐに鑑賞。思った通り雑な心理描写で事件にまったく深みがない。犯人の背景や行動の原理に触れないし、全ての登場人物についての描き方が希薄で本当に不完全燃焼。とても興味深い人物たちのはずなのに…ああモヤモヤする。
残念だけど俳優の無駄遣いって思う作品だった。原作はどうなんだろう。ほんとに邦画はそういうのが多い。絶望的に多い。
で、先のレビューを見てなるほどと。香川氏本人じゃなくてサイコパスの演技っていうか。全ての行動の異常性について何も触れられないため、その異常な演技がものすごく滑稽に見える。香川氏の笑顔、衝動性、怒り、諦め…。見どころって言えばもうそれしかない。
なんだけど、画像いいのないかなってググってたらこの方のツイート(連投なので全部読むといいと思います)に感服。あの映画でここまで掘り下げられるってすごいなぁと。私ごときは「香川氏恐るべし」程度だもの…。
『クリーピー 偽りの隣人』。大学教授が越してきた家、その隣には謎の男が住んでおり…というあらすじ。物語全体がコミュニケーション論のように思えた。そもそも我々の会話は本当に通じ合っているのか。コミュニケーションが成立していると感じるのは錯覚ではないか。そこがいちばん怖かった。
— 伊藤聡 (@campintheair) 2016年6月19日
「震える舌」
ツイッターのトレンドだっけ?とにくTLに上がって来たんで。
昭和の、このカラーがちょっと褪せてる感じの時代の色んなことが興味深く面白い。自分もこういう時代に育ってきたんだけど、こうして映像で観せてもらえると客観的に甦って非常に面白かった。ちょっと前のめって観てしまうくらい。
特に、幼少だからこそ見えていなかった大人たちの言動の意味や姿は新鮮だった。
渡瀬恒彦と十朱幸代演ずる若い夫婦の可愛らしく微笑ましいシーンがいくつも出て来る。何回も巻き戻したりしちゃうくらい魅力的だった。この時代の洋画ならよく観たけど、邦画は多分初めてかも(寅さんは観てたけどあんなんほぼファンタジーやん)。それだけに新鮮だったのかな。
子育て経験者にはかなりショッキングらしい。確かに子供の闘病は観てて辛い、あの時代の医療体制も相まって怖いのも分かる、「うわぁ」とか「おいおい…」ってなっちゃう。それも含めて観せる映画だなぁとは思った。
「なぜホラー映画仕立てにしたし」というツイも見かけた。私は医療ドラマだったり家族愛や夫婦愛、親子愛のドラマだったりも感じて、もうちょっと絞って欲しかったぁなくらいで結構集中して観れたなー。
「APPLE SEED」「EX MACHINA -エクスマキナ-」(劇場版)
へぇ続編もあったんだぁ?って中古DVDを2本思わず買っちゃったw
当時「ん?」て気になったヤツ。劇場に足を運ぶまではちょっと?みたいな弱さあった。1995年に発表された漫画は士郎正宗氏のメジャーデビュー作品だったんだねー。劇場版はそれからおよそ10年後に公開。CMかな?動画はまだそんな広まってない時期だよね、でもアニヲタのアンテナには引っ掛かってたわけ。って言いいつつ、結局そこから更に15年後にやっと観たっていうね。
この歳になると10年15年なんてついこないだの話なのだわ。
エクスマキナなんかジョン・ウー監督よ?白い鳩出しちゃうよ?しばらく半笑いで観てたわー(笑)だってちゃんと物語のなかの小道具としてだよ?イメージ画像の装飾じゃなくてよ?びっくりして笑うわー…(笑)
総じて面白かったけど、何度も観たいからって手元に残す気になるほどでもなかったので、またBOOK・OFFのお世話になります!
アマプラもそうだけど、続き物を一気に観れるっていうのは本当にありがたいなぁ。