ブックオフオンライン「買取サービス《宅本便》」再トライ!で、また考えるわけ
先回は中身が分かんないじゃん!って言ってたやつ。↓
今回は一番下の矢印のとこ!
ここクリックするとタイトルごとの価格が分かるようになってた!それはそれでちょっと泣きそうになる内容だったりするけども、まあブラックボックスよりましだな。
古本とCD含めて69点の内訳を発送前にリストにしてなかったけど、結果を見るとほぼ古本には値段がついてないんだなー。リストなんて作り出したら余計な思い入れとか取らぬ狸のなんとかしそうだし、とにかくめんどくさいからいいんだけど。
今回は家人の所有物にも手を付けた。
「このCDもう要らない?」
「要らない」
というやりとりを繰り返して、めんどくさくなった家人が「明日出しておく」と言って、なんと翌日朝にはもう床に積んであった。うっそー?!珍しく仕事早かったぞ(ていうか集荷の前日にガタガタし出したのが私)。
家人が出したものの中には、カバーのない単行本や本人にも記憶にないCDとかなにそれ?みたいなのがあったり。
全体的に、私がにわかに乗って買った某ジャニーズモノとかここ1〜2年のものを除いてほとんどがそれなりの年数も経っていて、箱に入れる前に埃による汚れを拭き取った。手が結構にまあまあに相当に汚れた。日々掃除をしない性分の人しかいない家ってそんなもんだよなぁと気にしない。
本もCDも趣味のものなので減価償却という言葉はそぐわないけれど、もう2度と読まないだろう本や聴かないだろう(電子媒体に入れられる)CDたちは、家人にも私自身にも不要と思えるものだった。
結果が分かると「お、おぅ、これが10円か…」とじわじわざわざわしつつも、結果的に空いた棚を見ればいい気分だ。
私の収集はそんなに度を越してはいないと思う。子供の頃から趣味は変わっていないから蓄積を考えるとすごいんだけど、20歳で実家を出る時にうっかりそのほとんどを処分してしまったのだ。まさに「後悔先に立たず」で、後になって慌ててネットを漁って入手し直せたものの、これほどオタク文化が表沙汰になっても見つけられないものもある。
そうしてる内に新しいものも相まって確実に着実に増えてきていた。仕舞うべき場所がないのに増えてくるのは気持ちがよくないもの。収集への執着よりその気持ち悪さが上回るようになっている。
といっても今回あらためてあれこれ探ってみた結果、古いものや思い入れのあるものはやっぱり売る気にならなかった。戴いた本や若い頃に好きだった(今でもすごい好きな)漫画家さんの作品、中でも既に筆を折った方の作品は手放したら最後もう読めないだろう。20歳の時の失敗を繰り返したくない。多分生涯読み返す。多分生涯聴き続ける。その時その時に違う感じ方で胸を熱くするはずだ。 *1
まぁそうではあるけれども、生涯の残り時間が見えてきているし、もう数年もしたらどうにかすることになるのかもしれないなぁ…