ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

覚えておきたい夢と観ていない映画「ナラタージュ」

先日、謎のドタバタ旅行中に以前とても好きになった男性と遭遇する、という夢を見た。
見覚えのあるようなないような路地で、向こうから歩いてくる。お互いに気付いて息を呑むのだけど、そこに現れたのはその方の前の奥様。どうやら待ち合わせだったらしいと悟った私は動揺しつつも、目を逸らして2人の横をすり抜ける。視界の隅で、私の存在を意識しているのが分かる。そして元奥様に優しく微笑んでハグをする。

 

涙は出ない。

この感情に、いつも名前が付けられない。
ただただあの優しい微笑み、いつもあたしに見せていたはにかむような笑顔ではなくて、満面の微笑みが、遠く離れて川沿いの道に出ても脳内を何周も何周も駆け巡る。

 


確かつい2日前は10代後半から長く付き合ってたロクでもない男の夢を見たっけ。

 

観てもいない映画にここまで影響されて、かなり具体的な物語として夢を見ることができる私。実に無駄な能力だとつくづく地面に伏したくなる。

 

 

ナラタージュ」めぇ。

罪深い作品だぜ。(何度でも言いますが、読んでもいないし観てもいないです。)