読了「ヘヴン」川上未映子 著
この苦しみは。
自分の抱く正しさとか罪悪とか、大事なコトやモノ。
今、こうしていることは。
誰かの存在に、荒れ狂い揺らぎ、時に凪いで、煌めく、この自分は、この世界は。
傷つき、許し、受け入れ、否定し、壊す、ここにある自分は。
誰が決めるん。
何が決めるん。
決めたらそれは真実なん。
それは正義なん。
誰か教えて。
あたしはそうだった。
こんな風に、自分も家族も好きなヒトも好きなコトも、自分にとって何なん。
見えるから何なん。
見えないモノは真実ではないん。
言葉は交わされる程に変化して、
自分のモノだったはずなのに、違うモノになって相手に吸い込まれてしまう。
これは
イジメとか、そういう話やない。
これは、胸を掴んで苦しめる、何かの話。
ずっと抱えてきた話。
追記
厨二病て、これなのかな、苦笑
時計が逆周りに急回転して、
あの頃から感じてた孤立感を思い出して、
友達と楽しく話してたり
誰かが好きだったり
部活に打ち込んだり
誰かに無視されたり
文房具隠されたり
あたしをキライな誰かの存在を感じたり
でもそれは中学だけでなくて
高校もその先も、社会人になっても
ケッコンしてもずっとずっと
自分と、自分の周りの世界みんな、
わからないコトばかりで
何が繋がってて、どこが離れてるのか、
ほんとは
宇宙には自分しかいないみたいな
そういうコト