映画「ゼロ・ダーク・サーティ」
関係者による証言に基づいた物語(みたいなこと)、てテロップが最初に出る。
でも、以前チェックした記事にはCIA、いやアメリカだっけ?まええか、とにかくその筋のプロパガンダだとの話もあった。
って、別に所詮映画だしアメリカなんて信用したり信頼できる国とも思てへんし、先入観なく観た。
要するに、戦争とか暴力とか復讐とか仇とか、そんなん単なる憎しみの連鎖であって、
結果なんかどうであろうとも、ただ虚しくて哀しくて、だーれも幸せになんかならんしうれしくもないし、
平和なんか別んとこにいてはって、そうゆうんにまみれてもがいてる人間をシラーっと遠くから眺めてはるんやろ、そうやろ?
と、思う映画です。
戦争映画って、いっつもせやねん。
だから、もう知ってんねん。
なんで観てしもたんやろ?
うっかり予告編にやられてしもたんやなぁ。
「アルゴ」がアカデミー賞で、あー観んかったけど借りたらええかと。
でも、元はと言えば人質取られて脅されるような理由作ったんはアメリカなんやろ?
それを「どお?アメリカ人てかっちょえーでしょ?」的な話にしてお金稼いじゃって、もおさ、あーほーちゃーうー?とか思っちゃうと面白くないかしら?
面白く作ってあるらしから、観るとは思うけど。
先入観なし、大事やね。
信じるっちゅうことは、狂うってることと紙一重。または一緒。
せやなかったら、あーゆーとこにおれん。行かれへん。
疑問を持ったらアタマか心がパッサパサの粉々に削り節の如くになってしまう。
そうゆう人でいっぱいなんやん?アメリカは?
あれは敵や、倒さなあかんのや、それが正義や正義を全うするのだよ我々は。
狂信。
戦争は宗教活動か?
ひゃあ、なんや誰やらに怒られそやね。
*追記20170522
端的に言って最後の方、「自分でも何言ってるんかわからん」ww
結局アメリカの戦争映画が嫌いですよって話でしょうけど。
不思議とこれはよく覚えてる。未だ燻る中東とアメリカの関係のせいだろうね…。
後は共に働いていた心許す友が殺されてしまったところから狂気が始まった主人公への疑問とか、人質に対する凄惨な拷問(だよねあれ?)のシーンが記憶に強いのかも。
とはいえ、予告編を観ても何が当時自分をそそったのか不思議。