ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

猫、2匹目のえぐさ…一緒に居てくれてありがとうだよ…

 

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この3項目ね

 

最初に言うけど、つらいけど、きついけど、かわいいがその数万倍って話なので。そこ前提で。ほんと、「すごい」…。

いや、まあもしかしたら猫としては普通なのかもなんだけど。

 

実は1匹目がとても猫らしくない猫だった。猫には違いなかったが、よく猫飼いのひとに「それは猫じゃないよね?」と訝しがられてた。まあ私にとったら初めて飼った紛れもない猫だし、猫ってこんなもんだと思ってた。若干聞いてた話と違うなー?とは思ってたけど。

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最初の子



簡単に言うと「大人しくて問題を起こさない猫」だった。保護された猫の里親募集に名乗りを上げてすぐに決まった。ただ保護された時の猫風邪を拗らせて入院になったりして、家に来るのは少し延びたけれど、待つ間も迎える気持ちは全く揺らがなかった。

家に連れてこられた日、するっとキャリーから出て来ると家の中を1周し、トイレを確認していた。隠れることもなければ怯えることもなく、問題は初めての猫に緊張で眠れないという私の方だけだった。

 

以来、記憶を辿れば「これは…!!」というのは、子猫時代に「トイレットペーパーでえらいことになった」という猫飼いにとってはあるあるな話だけ。それもせいぜい2巻を穴だらけにされただけで収まった。言うほど猫じゃらしで遊ばないな?っていうくらいおもちゃにも興味を持たなかった。

「シャーッ」も言わないし、噛まない蹴らない、常に安定のご機嫌、平常心だった。一気にエサを食べてよく吐くという習性だけは難儀したが、人のいない間に何かを盗み食いするとか言うこともなかった。気付くと「触り心地のいいおじいちゃん」と住んでいる様な感じだった。

呼べば返事をし、されど過剰に関わらず、スキンシップは好む。愛らしく優しく癒される存在だった。本当に、4歳くらいで警告された病気(腎臓系)以外に困ったことがないまま、結局その腎臓が原因となり14年でお別れを迎えた。本当に一緒に生きてもらえて、私は素晴らしい人生だと思った。

 

今の猫。今年夏で2歳。

「非常に猫らしい。いつまでも子猫のように暴れ甘えじゃれる。」

 

かわいいよおおおおおおおおお

お家にひとりでお留守番させてるのがもう死ぬほどつらいよおおおおおお

蹴らないでぇええええ噛まないでぇええええええええええ

何がしたいのぉおおおおおお

紐食わないでぇえええええええ

口が臭いいいいいいいいい(歯茎悪くていずれは抜歯が必要との医者の見解)

 

 

ざっとこんな感じ。

「シャーッ」て怒ったりしないけど、甘えたい欲求が満たされない時の暴君振りはもうどうしていいか分からない程に大荒れ。

 

 

 

だけど、ほんとにかわいい。

 

猫は人生。と、 岸 政彦氏が言っていた。

出会う猫出会う猫、すべて違うに決まってる。思い通りにならない。

そして、いつか自分より先に居なくなってしまう。

だからこそ一瞬一瞬が愛おしい。

猫、ありがとう。

 

 

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                                                                今の子