ぎこの観たもの聴いたもの

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

映画「いぬやしき」飛び交うジェットエンジンの下に湿ったドラマがあったよ

(原作知らないです)

 

大当たりだったわー

ほんっとにすごかったわー

面白かったー

 

佐藤健の上半身の美しさったらもう。

半端ない。

顔も身体も美しい。

たまらん。

 

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私は特に男性の身体つきに好みはないけど、彼の美しさにはちょっと心が動いた。「亜人」の時もかなり見せつけられた。これでもかっていうくらい。しかし今回の方が20倍(微妙)くらいいい具合だった。モリモリじゃなくて繊細にしてしなやかな筋肉がついた引き締まった肉体。首の角度、指先まで神経が行き届いた所作。完璧。監督の意図か本人の意識か、瞬きをしたくないと思うほどだった。

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ちなみに彼の演技についてはさっぱり分からない。困るくらい分からない。上手いのか下手なのか全然分からない。良いか悪いかすら分からない。佐藤健だなっていう。(キムタクはキムタクって言うのとはちょっと違うんだけど、上手い言葉が見つからない)

考えてみるとこの作品に出てた人たちってみんなそうだったかも。

木梨憲武木梨憲武だし、濱田マリ濱田マリだし。伊勢谷友介三吉彩花も…こんなんでええんか?とか思ってしまった。悪いってこたぁないんだろうけど。

そんな中、とっても演技が光ってたのが本郷奏太。今回初めて「上手いな」って思った。この人、風変わりなプライベートの情報が多くてそういうバイアスがかかってしまってた。「鋼の錬金術師」はまともなシーンはなかったし。でもこないだチラ見したタイムリープ系のドラマで「おや?」となったの、チラ見なのに。今作の中で一番ぐっと来たのは彼だったかもしれない。

あ!生瀬さん!!生瀬さんはね、死に際がネタっぽかったからノーカン。それが生瀬さんだけど。

二階堂ふみは相変わらず宮崎あおいとかぶってしまう。このちょっとアレなキャラは「怒り」の時と宮崎あおいとややかぶり。顔がすごく似てるわけじゃないのに、私の中では勝手に同じ枠にいる。いい意味で裏切らない。しかしあっけなかったのでびっくりした。斉藤由貴にしても、美人はあっけなく散るのか。(三吉彩花は美しくもつよい)ていうか斉藤由貴。あの歳であれってかわいすぎるしずるい。

 

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「このスリル!空飛ぶ映像スリップ!」っていうのん、最初からかっ飛ばして来るかとワクワクだったのでついつい序盤の閉塞感に退屈が勝ちそうに。動物の扱いも「んぐ」てなってしまったし。(具体的に虐待されるとかではない。単に私が動物に対して敏感なだけ。)はな子ぉ、実にいい犬だぁ…。

ん?なんだか犬と二階堂ふみが同列っぽく描かれてる気がする。それで良かったの、かな…?

 

CGとかSFXについては何遍も観たアベンジャーズ(予告)なんかよりずっとずーーっと萌えたし。ジェットエンジンが背中からガシャンガシャンって繰り出してくるのんほんといい。折り畳まれてる中身が出て来る感じってなんであんな気持ちいいの。大好物だよ。なんなら合体とかあってもいいよ。パーツチェンジとかあってもいいよ。

そのガシャンガシャンを堪能する気満々のところに、湿っぽいドラマが渦巻くわけ。

 

思春期女子が父親を毛嫌いするって本当に雑草のごとくありふれたエピソードだ。自分もそうだったけど、三吉彩花演ずる麻理はすっごいクリティカルに、しかも面と向かってdisっていてかなり辛かった。私はあんなに具体的に父親をなじる勇気も言葉も持たなかったのけど。

あの時の私がなぜ何も言わずただ父を嫌ったのか。…いやまぁ、「ただ」ではなくて理由はきちんとあったし今も解決していない。しかしそれを口にしなかった。何というか「子供が口を出す領域ではない」というのが私のストッパーであった。決定的なことは言わないままだった。よってもう思春期のことではない状態でまだ心にはある。

しかし怖いよね、思春期の女の子。きっつい。言わないだけで私の中にもあるものだったからほんと参った。刺さった。

なんてことをつらつら思い出しては息苦しくなるくらいには「冴えない父親と思春期反抗期真っ只中娘」の構図が禍々しくてつらい。この作品のターゲットがどの辺りにあるのか知らないのだけど、父親やってる人やこんな娘やってる人ってどんな思いなんだろうか。

書いていて思ったけど、佐藤健くんと斉藤由貴演ずる母子家庭ドラマもなかなかベタでありつつ、斉藤由貴のゴシップバックアップもあったりなんだりでちょっとパンチが効いてた。かわいく儚い母ちゃんを思う息子(美青年)の拗らせ方はたまらん。あれほど冷酷に世界を憎むのは、か弱き母を思って涙を流す純粋さゆえ。

思春期男女それぞれの、親への感情が対比させてあったんだなぁ。

 

「このスリル!空飛ぶ映像スリップ!」とか言ってるけど、実際そうなんだけど、その下で展開されてた親子ドラマが実に苦々しい爪痕を残したのだった…しみじみ。

 

 

わー、監督は大好きな「修羅雪姫」やってたひとか。

そして主題歌はマンウィズ。うぉっほい、やっぱり完璧!

 

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美しい身体を愛でるにはこのメイキングやな。

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