エイプリルフール
実家にいた頃はいつも母にしょーもない小さな嘘で騙されていた(まだ生きてる)。
本当に小さな嘘なのでつい引っかかってしまって、無性に悔しい思いをしていた。
毎年毎年「今年こそ騙されまい」と思っていても無理だった。
具体的にどんな嘘だったか思い出せないくらいほんとに些細なことで、だから予想もつかなかったんだろう。
小規模な嘘といいタイミングといい妙にセンスがある人だった(まだ生きてる)。
もともとびっくりしいだし、子供の頃は特に生真面目な方だったので「嘘」や「ドッキリ」というのが嫌いだった。
未だに芸能人を派手にだまして笑うテレビ番組がある(しかもだんだんエスカレートしてる)けど、全然面白くないし不愉快なのだ。
シャレじゃないかと言われればそうだし、なんでこんなに毛嫌いするのか自分でもよく分からないけど、とにかく意味もなく人を驚かすことに面白味を見いだせないタイプらしい、私。
海外のなんてもうあれ「ドッキリ」超えてると思う。泣かせたり怒らせたり、ほんと嫌(苦笑)
お笑いは大好きなのに、変な拘りだな…
あ、でも中居君が「分かってて」やられてるのは結構好き(笑)(何故か中居君限定)。
だけど、まあそこまでやらんでもっていう無駄な経費は気になる(←生真面目な部分がまだここに)。
「エイプリルフール」のwiki見たら
「どこでいつ始まったか謎の風習」
だって。
へぇええええ(笑)結構びっくり。これ、エイプリルフールのネタじゃないよね?(笑)
昔の話だし一時期世間からは忘れられたような気がしてたけど、インターネットが発達したせいかやっぱり今日はやる人はやるね。
つかもう結構定着してるよね。
自分には関係のない話ならそんなに驚かないけど、やっぱり「なんもおもんくないわな」と心が寒々しくなるのが圧倒的に多い。
たまに「くすっ」てなる笑いのセンスが光るネタがあると「ああこれならいい!!」って思う。
ガッカリさせたり腹を立てさせる系ではなくて、「?」のあとに「えー!こんにゃろ!」て笑わせてくれるセンスのある人。
後者の方が私にとっては圧倒的に好感度高い。
インターネットは使いようって、思うよ。
みんなが面白いと思ってるイベントをみんなで盛り上がって出来るのは良いことだろうけど、そういう意味で私は何についても割りと取り残されてるかもしれないな…