ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

風邪ひいたねん

ずーっと変だった鼻喉。結局風邪で連休3日間をオフトゥンと猫と共に。 


これまたずーっとよく眠れてなかったので本当によく眠れた。 
風邪っぴきならなんていうか家事をしなくても罪悪感なく寝てられる。 

実家に行く予定もドタキャン。 
これは多少申し訳ない気もあったけど先回も無理して行って結局何も食べずに寝てただけっていう状態を見せてるから。 
無理したり頑張る姿を見せつけたい訳じゃないけど、自分の中にも無理してでも行くべきっていうのがある。 
今回は咳が出かけていたし、老人2人にうつしてもなんだし。 
喉の焼けるような痛みに耐えて、耳の遠い母と話すのも絶対不可能と判断。 

春の不調でもそうだったけど、 
娘は身体もメンタルも強くて元気で不死身な訳ではないということをまぁまぁ実感していただけてると思う。 
結構へっぽこなんですよっていう。 



こうやって今まで長い間ほったらかしていた親子関係を、メールでやりとりしながら色々答え合わせをしている感じだ。 


からしょっちゅう叱られたことが身に付いてないことを謝ると「そんなこと一言も言ってない!!」と返事が返ってきてびっくりしたりする。 

えーあんなに言われてたのに(笑) 


例えば掃除や片付けが苦手とかそういうことだし、本当に部屋は散らかしてるし掃除も苦手だし 
叱られた事を恨んだりはしてない。 
心から今「叱られ続けてきたのに直せなくてすみません」て気持ちなんだけど。 


母はとにかくお店に立って仕事をしていたので、ストレスも大きかったろうし、立ちっぱなしで疲れもあったろうし、父の抱えた借金などそれこそ身も心もへとへとだったはず。
そこに来て帰ってみるとのほほーんとした娘のていたらく…腹も立つよ、イライラするよ、キレるよ、当たり前だよね。 
なんていうかね、自分は父へのイライラは最大級に膨らんでいたのに、母を思う気持ちをそれで誤魔化してたというか、父に腹を立てることで母を思っていると勘違いしてたんだろうな。 

実際には母の助けになることなんて何もしてなかったんだ。 

…今気付いたわ。 
あとは「母が可哀想」って自分が思うほどに母は思いつめてなかったんじゃない?というのも最近分かった。 


外で仲間とおしゃべりしたり、お昼ご飯を食べたり(弁当は持って行っていなかったんだよそう言えば)、母なりに社交的な部分はそこで楽しみを見つけてたんだなぁって。 

「お母さんばっかり働いてて可哀想!!!」ていうだけのごくつぶし娘であったわけで。 
かいがいしく家の事をする娘でもなかったわけで。 


まあそんなこんなで 
イヤイヤ言いながらもiPadを使ってメールを返してくれる母と 
面と向かってはきっと話せないことをいくらでも話し合える今、本当に大事な日々だと思ってる。 

こんなに色んな心の内を話し合うって、親子では普通なのか珍しいことなのかも分からない。 
仲良し家族とか、良好な親子関係を継続してきたという人たちもいるけど、親子でも所詮別々のことを考えるわけで、いちいち答え合せしてるとも思えない。 


どっちにしても、自分とこですら未だに手探りなことだし、他人の家族の事など知る由も必要もないのだけれど。 


そんな事を思ってた3連休。