映画「死霊館 エンフィールド事件」
13日!
(水曜日でした、レディースデイだし当たり前なのにコワイの観たから今一瞬ビビりました)
前日夜に会計事務所との食事に連れ出されて、バカ社長始め会計士にまで手を握られ、狭い寿司屋で肩はくっつくし、狭さにかこつけて触られたり、顔を近づけられたり…
とにかく私はパーソナルスペース広いんだよ!耐え難い苦痛だよ!!
帰りは吐き気がして、駅のトイレで擦りむけるほど手を洗ってムカムカしてイライラして、ムギィってなってました。
おばさんなのでそんなんで泣いたり騒いだりせんけど、怒りでハルクになりそうでした。
で、実のところ最初から仕事に多少余裕もあったので半日サボるつもりで1本映画を予約してたんだけど、勢い丸一日有給取ったりましたわ。
ふざけんな、下品なクズどもが!!
次はぜっったいに即断ってやるからな!!
2度と行くか底辺がぁっっ!(荒れ放題)
…もちつこう。
1本目はそんな感じでちょうどいいのを選んでました。悪魔祓いよろしくその気分も地獄に堕ちやがれってなりました。
この物々しい邦題ですが、「エンフィールド事件」は実際に心霊現象として信ぴょう性が高いとされ、画像や録音記録もある実際の事件なのです。
実話のオカルトモノ!!いいじゃないですか!!
ホラー・オカルトは好きですが、もしかしたらシアターで観るのは初めてだったかと。
ええ、ど真ん中の席で「どひぃっ」て半目なったり手で視界を制限したり、何度か5cmくらいジャンプするくらい怖かったです。
自宅で観る時もそんな感じです。
ハマるとその行為は制御出来ないですね、はい、ハマりました。
佳作でした。なんなら今までで一番かも。
スライムでろでろじゃないし、血まみれにもならないし、
なんか無意味に視線や行動がやましいとかの印象操作もないし。
後は登場人物が(悪魔を除いて)みんないい人たちです。
なんならほのぼのするシーンで涙腺が刺激されたり。
無駄にエロいシーンも皆無。
上品かつ結構怖くてほのぼの、更に実話!
ホラー映画としてサイコーじゃないですか!!
ですよね?!
え?
まぁ私にはそうです。
調査に来る夫婦の旦那が「ちょっとバカなのかな?」ていうのはちょっと気になります。でも結果いい人ってことで我慢できます。
でもやっぱり「いや、ちょっと引かない?」っていう気もしますが我慢しました。(後からジワリますが)
オカルトと人情複合映画です。
なんか得しました。
犯罪者とかサイコパスとかではなく「姿なき悪魔」の所業と言うのも怖さをアップさせます。
「見えない」ということの怖さが一番。
説得も道理も通じない相手という怖さ。
エイリアンやパラノーマルアクティビティの1作目とかブレアウィッチプロジェクトなんかは、その怖さがありました。
(ブレアウィッチは分からなすぎてちょっと怖さ忘れたりしたけど)
少女の首が回ったり背中歩きしたり、斧振り回したり、仮面被ってたり、死人生き返ったり、庭に骸骨湧いたり、可愛い少年は悪魔の生まれ変わりなのです!とか、まあ、覚えてるのはこの程度なんだけど、そういうのより
「なんかいるけど何なの?」
て言う見えない悪意はほんと怖いです。
触られたくもないヤツに手握られるくらいならそいつをブン殴ればいいわけで、見えないものはブン殴れないんです。
てことで、なんか良いのん観れたっ!疲れた!って感じで、
終わってソッコートイレに行ってスッキリしました←
さて、次のは対照的な楽しい映画(のはず)!
それまでご飯食べる気もしないし、どやって時間潰そうか…