ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

映画「Advanced Style」

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もうひと月以上前に観た映画なのだけど、

予告からかなり楽しかったし、実際ホントに楽しい映画で。

 

 

途中から、

これは母に観せたいなぁと思ってた。

 

 

NYでオシャレな歳を重ねた方の写真を撮りながらインタビューをしていくドキュメンタリーで、もともとはブログから火が付き、写真集が出版されてからの映画化。

 

 

 

とにかく歳を重ねることに抗わず、恐れず、自分の着たいものを自分なりに着こなし、他人の生き方に惑わされず、否定もせず、素敵なおばあちゃまばかりが次々と出てきて。

 

 

 

どんな女性もこの映画を観たら

刺激的で楽しくて愉快に、気持がふわふわに軽くなるに決まってる。

 

だから、父の介護に妙な生き甲斐を感じ、なんだかガチガチで暮らしてる母に観て欲しかった。

 

 

母は耳が悪いけど、字幕だし音楽の演出もない自然なドキュメンタリーだから大丈夫だろうなと。

 

でも、盤はいつ出るかしらって待っていられなかったので、写真集を送ることにした。

 

あとは、柄モノの洋服(﹡ˆ︶ˆ﹡)♬

 

どうしても着てもらいたい服があったから。

(自分のお古だけども←)

思った通り、母はとっても喜んでくれた。

 

戦後、何もない時代にアメリカの通販雑誌を貪るように見たって思い出話もしてくれた。

 

 

母は今を生きる人なので、昔のことをほとんど話さないから、ビックリだった。

 

一緒に送った服も、イイねイイね、何を合わせようかしら、なんて言ってきて自分まで楽しくなっちゃった。

 

若い頃は着倒れ京都人らしく、着物も洋服もたくさん持ってたしほんとにオシャレな服ばかり着ていたのに、最近は地味な色の地味な服ばかりだったし、やっぱり写真集がとても刺激になったみたい。

 

 

問題は山積みで、娘としては最低な親不孝なのだけど、否が応でも向き合わなければならなくなって

こっちは凹むことしきりだけど、


 

少なくとも、静寂の中で奮闘する母の気持を上げてから、自分も問題に取り組む姿勢を見せて行かなくちゃならないんだよな。

 

 

はぁ、重い重い…

 

 

アレ、

 

何故こんなつまらん終わり方なんだ(´-ω-`)