映画「デビルズ・ノット」「ランナーランナー」2本立て
先週土曜日は出勤で、上司の親御さんのお通夜にも行く予定で、金曜夜は、喪服や数珠なんかを用意してバタバタ。
週半ばから怠いしなんか妙なめまいがあるなぁと思ってたんだけど、夜中に寝苦しくて目が覚めてやっぱりめまいがひどくて、これおかしいわーって朝は完全にベッドにめり込んで動けなかった。
ほんとは土曜は女性が一人勤務体制なのであんまり休めないんだけど、
別に掃除とか洗濯とか、
どーーーーでもいいことだし、翌日映画には行かないとだし(ここ重要)
お通夜もお香典の用意だけは会社の引き出しに置いてあったから、別部署の子にお願いをしてお休みしたった。
日曜起きてもやんわりめまいと微熱があったものの、
映画って座席予約が出来るのはありがたい代わりにキャンセル不可ってのがどうもおかしいよね、
って昼前にウチを出た。
(前振り長い)
「Davil's Knot」
レビューで「非常に後味が悪い」ってことだったんで先に。
90年代にアメリカアーカンソーで起きた実際の事件を基に作られた映画で、
確かに「これが事実である」ということで、本当に後味の悪いものだった。
自然豊かな森のある、平和な町で、ある日3人の少年が行方不明に。
初動捜査が遅れたものの、数日後に警察によって惨殺死体が見つかる。
その犯人探しと裁判過程が描かれているのだけど、
事件自体の異常さもさることながら、地域一帯に広がる異様な雰囲気が気味が悪くてどうしようもない。
悪魔崇拝、ヘビメタ、不良、知的障害、リストカット、貧困…そんな話が脈絡もなく露わになって、間もなくして3人の青年が逮捕された。
謎の血まみれの男、自供を翻す他州にいる青年、
演じているような数々の証人、
証拠を紛失する警官、証拠品を鑑識に出さない警察、
重要な証人尋問を渋る裁判官、
隅から隅までおかしいのに、誰もそれをおかしいと感じない、
何が支配してるのか分からない不気味さ。
アメリカにありがちな排他的で閉鎖的な田舎町の雰囲気が存分に味わえる。
くらーい気持ちで1本目終了。
主人公と言える調査員を演じているのがコリンファース。
この人のクッソバカなコメディを今年観てたんで、そのギャップにしばし混乱(笑)
いや、俳優さんなんだからね、そうなんだけどね、
別に激痩せしたり激太りしなくても、こんだけ人って変わるのかって、あらためて思う。
俳優さんて大変だなぁ(商売だし。仕事だし。当たり前だけどw)
「Runner Runner」
予告を観た時に、
これ、ディカプ主人公じゃねーの?って思ったら、製作の方やった。
なんとなくしゃくれててくしゃ顔がディカプに似てるんちゃう?っていう…
ジャスティン・ティンバーレイクが主人公でしたー(笑)
これもまあ、「デビルズ・ノット」とは別な意味で「The アメリカ!!!」な映画でした。
えー
ギャンブル、金、犯罪、ファック、ドラッグ、暴力、賄賂、
あとは、えーとえーと、、
まあ、そんなんです、はい(笑)
筋書きはもう昔っからあるよね?こういうパターンだよね?って分かりやすさで、
それでもちゃんとハラハラドキドキ、ハイー!どんでん返しー!!!きゃっきゃって楽しめました。(単純てイイネー)
これまた「アルゴ」で渋いひげ面を披露したベンアフレックが
なんちゅうか、こう、
むーーーーーーーーーーーんって感じでした。
(いや、うまく伝えられないw)
そしてジャスティンがきゃーっ!!
(ジャスティンはビーバーじゃないよね。ティンバーレイクだよね)
オンナは残念な感じでした(多分、アメリカではこれがイイ女なんだろうな)。
日本人にはウケない。
シャーロックホームズ・シャドウズゲームのヒロインにも匹敵する残念さでした。
特筆することのない、普通に面白い映画ってことで。
こりゃ体調ひどくなるかなーって帰ったら、
なんか元気になってたわ…