ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

ライブ「Rolling Stones Live in TokyoDome」

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生ミックはこれが最後になるのでは…

そう思って「特段ファンではない」けど、 チケットが割りと簡単に取れたので「熱狂的なファン」の友人と行ってきた。


特段ファンではないので、有名な曲しか知らんからと事前にTSUTAYAで3枚組の年代別ベストを借りたけど、やはり長年特段に惹かれなかっただけあって、全く脳が反応しなかった。それはもう驚く程に。

 

そして涙腺バカ発動

ところがライブのチカラってのはすごいもんで、オープニングでドラムとベースがリズムを刻み始めただけで全身に鳥肌が立った。あー、歴史に残る人たちのライブに臨場しとんやと身体が反応するのかしら。

ぶわわわああああ

 

初日の話ではミックが70歳とは思えないほどの体力で走り通しで…とか聞いてたけど、
中4日?にしては言うほどでもないやん、とは思ったすまんw
全力疾走は1度だけ。でも右に左にセンターにとよう動き回るし、高橋大輔も平伏しそうなステップはスゴかったよ。

 

あとね、一番大事な声もスゴイ(これ以降、形容詞が「スゴイ」しかないかもしれん

(「Great!」とかにしますか)
デヴィッド・ボウイのPVとかユーミンとか、もうあの歌声がひたすらに悲しくなるのに(個人的な見解です)、ミックはスゴイ。
あと「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で激ヤセしたマシュー・マコノヒーも真っ青な細いボディがスゴイ。
"お、俺も絶食しよう、あんななりたい…"とか脳内はリアルな思考で、身体はリズムに反応するままノリノリで踊り叫んでました。


チケットがほんまあの時期で楽勝とか

よう取れたなと思ったんけど、とりあえず来てる人の層がね、違うのね。予約抽選にも全然かすりもしないサカナクションとかミスチルとかと…日本ではこんなもんかなって。
空席は見当たらなかったし、同行の友人は初日に引き続き2回目、最終日も来たいと半泣きしてた。仕事が許したら全日来てたんやろな、いやそうそうはね、小並サラリーマンではね。18000円×3日てね…

おまいらそんなファンならそんな腹になるなよとゆうおっさんが前の席に並んで大騒ぎ。見渡すと1曲通して踊り狂う体力もないらしいとゆう…ww
ものすごい盛り上がって騒ぐし歌うけど、ノリは酔っ払って騒ぐおっさんそのもの。そして多分地方参戦組ってところかな。平日6時半にこの年代の人らが普段着でいらっしゃるワケがない(笑)
会場周辺ですれ違ったロケンロールないで立ちのおっさん(あ、ごめんごめん同じ年代やとは思うけども)も、なんか痛々しい…

「RollingStonesだからかっちょええんやって!まともに鏡見れるんか自分!?」とか悲しくなった。まあ余計なお世話だけども。
ひとりひとりに詰め寄って問いただしたいと思う人が多すぎ(笑)


予習はなんら役には立たないとゆうか、真面目に予習しーひんかっても、特段ファンでなくても、そのグルーブを堪能できて幸せやった。

 

メンバーの名前を間違えたミック… ファンでなくても「えええっ?!」なったw

Drのチャーリーさんがなんちゅーかこう、安定のおじいちゃんて感じで赤いTシャツがかわええことw

んであれだけ盛り上がってても、表情ひとつ変えず派手なスティックさばきもなく、「70%位でやっとくわ」風な(あくまで個人的な見解です)スタイルがスゴイ←

キースはギターが重いの?シンドイの?歳なの?スタイルなの?とか不安になる。2曲歌ったけど、ギター見ながらの必死感…不安になる。こうゆう人なの?(笑)

バックコーラスのリサ・フィッシャー。ドキュメンタリーのアカデミー賞獲った「バックコーラスのディーバたち」でも感動したけど、ミックが紹介する時もアカデミー賞獲ったねって言ってて会場大喝采。 センターでのミックとの熱唱はこれまた涙腺破壊。

盛り上げはミックに任せとこ、的なメンバーはチャーリーさんとこに集まって、まるでスタジオセッションみたいにプレイしたり。

知らなくても、あれ、あれ?あれれ?とかガタガタなる時もあって、これがローリングストーンズなのかライブやからなのかはともかく、ハラハラ感も楽しい。

 


一生に一度、行っといて良かったー!! 音楽はいいねーー!!