読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぎこの観たもの聴いたもの

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

「キャパの十字架」沢木耕太郎著 なんとか読了

ロバート・キャパ 世界的に有名な戦場カメラマンとかマグナムうんぬんてのを、うっすら知ってる程度やったので、 貸してもらう時はかなり嬉しかったのやが、 マイ読書ブームがなかなか来ないのと、持ち歩くには結構厚く重い単行本ということもあり、 手にす…

「さよなら渓谷」読了

主演が真木よう子の映画を観たかったのだが、時期を逃してしまい、知人に本を借りた。 久しぶりの読書はなかなかに新鮮。 しかも、著者は「悪人」(妻夫木聡&深津絵里)の吉田修一。 薄い文庫本なのだけど、 とにかく描写が細かく、 小さな足下の小石から川…

「脳男」読了 首藤瓜於・著

映画の予告編だけで興味持ったんだけど、本自体は映画とは違う印象。 生田とーまくんをイメージしちゃうかなーとか。 読み始めたら、全然違ってた。 割と薄い文庫本、半ばまで一気に読み進めて、こんなに風呂敷広げて、あと半分でまとまるんか?と怪しんだら…

読了「皆月」著 花村満月

美容院でたっぷり時間があったので、3日かからず読了。 直木賞的な作品が多いらしいが、著者は芥川賞作家である。 本著は、エロスとヤクザが濃厚な、あたしには苦手な雰囲気なのだけど、イヤなのにどんどん読み進んでしまう巧みな文章力だ。 主人公にはまっ…

読了「虐殺器官」伊藤計劃

著者はもうこの世にいない。 身体中を癌に蝕まれ、もっと書きたいことがあると願いながら、息を引き取った。 この著書のオリジナルはたったの10日で書き上げたという物凄い人物だ。 そして、その内容たるや、身近で遠く、生々しいのに乾いている、 人の意…

「127時間」読了 アーロン・ラルストン 著

原題が違うのでamazonで購入を迷ったのだけど、どうやらタイトルと表紙を映画と同じものに書き換えたらしく、中身は本人著のノンフィクションだった。 そう、砂漠の渓谷で岩に手を挟まれて、127時間を生き抜く、凄絶な内容。映画はやはりエンタテインメント…

読了「わたしたちが孤児だったころ」 カズオ・イシグロ 著

映画「わたしを離さないで」があまりによかったので、 カズオ・イシグロの本を2冊購入。 ひとまず、「わたしたちが~」を読了した。 訳者が、ひとときすごく読み漁ったトリイ・ヘイデンの代表作「シーラという子」を訳した人だったので、 文体というか、文…

ここんとこ読んだ本

・「私の男」 桜庭一樹 直木賞作品 ぐいぐい読ませる力のあるものだった。なんというか、ただどうしようもなく行き場のない二人。その後がまったく予想できずに終わってしまう。どうなるんだ、二人! ・「恋」 小池真理子 これも直木賞作品 やっぱりぐいぐい…

「隠された証言―日航123便墜落事故」 著 藤田日出男

衝撃的なこの事故の原因の真相が、意図的に隠されている。 こんなことってあるだろうか。 この事実だけでも戦慄する。 「圧力隔壁の破断が原因ではなかった」 では真相はどこにあるのか。それをつまびらかにするには、あまりにも時間が経ちすぎている。 絶望…

「墜落現場遺された人たち―御巣鷹山、日航機123便の真実」 著 飯塚 訓

何年も前にこの著者の「墜落遺体」を読んだ。その衝撃は忘れられない。 以後の遺族の様子がわかる続編とも言うべき著書だ。 何年経ってもこの事故については興味が尽きない。 どのエピソードをとっても涙があふれてしまう。

「13階段」 著 高野和明

映画を観ようと思っていて、逃した作品でずっと読みたかった本。 (ちなみに作者は映画をあまりお気に召さなかったとかで、観なくて良かったとほっ) すごく面白かった。 単純に思えた話が、どんどん複雑になっていき、行き詰っては根気良く粘る、の繰り返し…

「将棋の子」 著 大崎善生

大崎氏の著書2作目。ノンフィクションがイイのはもうしつこいほど書いた。 「聖の青春」に負けないすばらしさ。 ノンフィクションにも大崎ブルーは存在する。 泣ける。

「聖(さとし)の青春」 著 大崎善生

誰もが知る天才棋士・羽生善治氏と同世代の村山聖氏の29年という短い生涯を、将棋を通して描いている。 羽生氏との対戦成績はことごとく勝利している、といえばその棋士としての才能を感じてもらえるだろうか。 村山氏は幼少時にネフローゼという重い腎臓疾…

「ミュンヘン」…重い。進まない…他の本はないのか、あるんだけど…

仕事で徹夜して、二日ぶりに家に帰ったら、amazonから頼んでたCDと本がまとめて届いていた。 その中に「ミュンヘン」があって、今それを読んでいるんだけど…キツイ~ 表紙開くと、いきなり数葉のモノクロ写真…目からまず攻めてくる。ぐわ~っやめて~ ほかに…

「若き数学者のアメリカ」 藤原正彦 著

藤原正彦氏のデビュー作。 子供の頃、活字はとにかく苦手だったけどたまたま実家(のトイレ)にあったので読んだ記憶がある。 中学生、しかも活字嫌いの自分がちゃんと本を読めたことに驚いたし、とにかく面白かったので記憶にも留まっていたのだ。 大人にな…

「九月の四分の一」大崎善生 著

作者、大崎善生は将棋の雑誌の編集長から小説家になった人である。 数年前に知人が貸してくれたこの人の本は将棋の世界のドキュメンタリーだった。 モデルとなった棋士の生涯も心を激しく揺すぶるものだったが、あたしはこの書き手の魅力に惹きつけられた。 …