ぎこ記

映画や音楽多め。あとどーでもいいひとりごち

神回「柴犬」

星野源さんの「いのちの車窓から」。

「いのちの車窓から」星野源 今朝の通勤から読み始めた - ぎこの観たもの聴いたもの

 

読み始めた時に「ささっと2日もあれば読み終えそう」なんて思ってたけど、実はまだ読んでる←

 

 

春のせいなのか

歯医者に行って口の中を見られるだけでも「疲れてるし、それが溜まってますね」とか言われるとか

とにかく毎日ぼんやりしんどくて常時眠みに襲われてたりとか

ただひたすら会社に行く、帰るしか出来ないマシンになっている状態…

 

2~3日に1度くらい、表紙を開き1話をじっくり読む。

気持ちがじわじわ温まる。熟成する。そんな感じ。

 

今朝、電車の中で読んだ「柴犬」。

これは私にはいろいろ神回だなぁと。

 

多忙な源氏が動物を飼うことは100%無理だ。

ていうか飼ってはいけない生活。

それをそこらへんの「犬好きなんです!」なんつって飼ってる様な多忙な芸能人と違ってて、「今は犬を飼えない状態」ときちんと自覚認識してる。

 

そうだ!いいぞ源ちゃん!!エライ!!

 

生源に会いたいぞ!!!

(ツアーチケット落選のお知らせを相変わらず受け取るむなしみの日々…ぅぅ)

 

幅広く動物が好きな私はうっかり入ったペットショップでインコと会話したり、日々見かける野鳥(カラスとかスズメ程度)や野良ネズミにさえも「ずぎゅん」てしてる。

だから

 

「柴犬と目が合ってお肌のつやが良くなる」

 

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フリー素材より

 

これ、すごい分かるーぅ!!

 

 

昨日は帰りの電車の中で盲導犬が主さんの足の向こうにぎゅっと伏せてて、ぎゅいいいんって胸を打たれた。

こんな私もさ、日々お肌の調子がもっと良くてもいくないか? 

 

 

星野源さんに呼称についてころころ変化していることについてはスルーしてください。彼は私にとってもはやドリームな存在なのです。手が届かなさすぎる、もしかしたら幻想なのです。もしかしたら架空の生き物。ツチノコとか麒麟とか(もういい…涙)

映画・アニメ「夜は短し恋せよ乙女」

星野源フレンズ(けものは観てないけど流行り言葉使ってみた)としては必見だなと。

 

観たという個人的な記録で、感想にもなっていないブログとなりましたので、「どうかなー?レビュー?」とかを期待される方はお出口へどうぞ。

 

 

1.まずもって原作を読んでいない。著者・作品についても知らない。

2.思い出したけど、星野源に演技の魅力を求めていない。(コントについては彼の世界観が具現化出来てるので好き)(台詞が早口及び源氏の滑舌問題)

3.斬新な手法のアニメーションに脳が追いつかない昭和人。(新しさを受け入れる余白が足りない)

以上3点により、頭に全然入って来なかった…。しかも朝からの体調不良と疲労でまさかの途中寝落ち。

 

昔は金払ってる以上寝るとかあり得ない!という気持ちで映画に臨んでいました。まず睡魔が襲うことが自分でも信じられない。そして負けるのも!!くぅっ←

 

登場人物の名前、関係性、時代、それぞれの気持ち、場所、景色、そして声優さん…

これまで私はアニメを観る時には、まずこの辺りの情報を掴みながら物語に入っていたことを実感させられた。

 

子供の頃から特撮もアニメもそうやって好きになり楽しんで執着する様になっていたのに、このアニメは最初の10分でそれがちっとも掴めなかった。

 

声優さんについてはもう新たな世代が育って活躍していて情報を追っていない私が悪い。

ああ、この声は○○さんに似てるけど、あれこの声誰だっけ?知ってる声だよ誰だ?…

知らないなら考えなければいいのにバカだった…

 

それ以外、導入から何もかも展開が飲み込めないまま目まぐるしく画面が変わる。

何かに集中させる構図ではなく、登場人物や街の景色が渾然一体となった画面が流れ込んできて戸惑ってしまう。

動く絵の様な。

「お前それがアニメーションだろ」と言うなかれ。違うぞ!(私には)

 

終了後ちゃんと楽しんでた友達と答え合わせをしたら、どうやら抜け落ちた時間はそれほど重要じゃなかったかもしれない…ちょっと待て、それすら把握できぬほど観てた部分も咀嚼出来てないな?

 

結構ショックである。

これまでこんなに頭に入らないアニメってあったかな?

楽しめない作品あったかな?

 

京町で夜通し人と出会っては酒を酌み交わし、飲み歩き回りながら明けて行く…

若い頃にお酒の飲み方を楽しまなかった私には、楽しいのかなんなのかピンと来ないのもあったかも。

 

リアルな酔っ払いと酔いが回った空想世界が混沌としてる。時代も時間も場所もよく分からない。

「恋せよ乙女」と謳うほどメロドラマはない。

 

「センパイ」の脳内会議が始まる辺りから目が覚めて、それがなんの会議かはぼんやりと理解してた。

てことで、話の内容は多分途中のエピソードが抜けてもなんら問題のないほど単純なものと思う。(答え合わせをして思った)

 

…なんかほんと、すみませんでした。

ただただ、「星野源の声」にふらふらと引かれて観ただけでした。

そしてそれも、間違いでした…(嗚咽)

映画「マイ ビューティフル ガーデン」

ザ・イギリス映画でした。(ここはTHEは『ジ』とすべき…?)

 

頑なに自分のペースを変えない人間、もはや変人(またこれ系の病的なやつ?)の域の登場人物しかいない。

 

そこにドラマ「シャーロック」で悪い人闇オーラをずもおおおって出してたアンドリュー・スコットが「あれ?あれ?」ていう秩序を乱す人物として軽妙なシングルファーザーとして現れる。

 

 

息が詰まりそうな堅苦しい人生を歩む人々の中に妙に軽くてルーズな要素が飛び込んできてハラハラしてしまう。

 

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最初はその強情っぱりな人々に「んー…」てなってたのに、どんどん魅力的に見えてくる。

(あ、あれ?岡田将生…?ていうイケメン誰?)

 

エピソードやラストの展開はちょっとベタだけれど、そこに対峙する人間が皆不器用で運やセレンビティピティみたいな魔法要素でなく、一生懸命努力したり悩んだりした結果なので観ていても素直に泣いたり笑顔になったりする。

 

 

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イングリッシュ・ガーデンの美しさや楽しみ方、イギリスの食事の味気なさなどあらためて見せつける。

普通にヒーリングビデオにもなる気がするくらい。

鴨さんもチョーーかわいいよ!

 

 

マイペースを守ることも、辛いことを乗り越える努力も、小さな幸せを見つけることが出来る柔らかな心があれば生きていけるのかなぁ…

 

 

おおう、そう!ファッションがこれまたチョーー素敵。

軽い自閉症スペクトル入ってそうな主人公のクローゼットがどんどん魅力的に感じてしまった。

同じ形のブラウス、物語が進むにつれて色味が変わって行くのがまたじんわりする。

 

もう私も毎日同じ服を着ていきたいとか思って、ついシアター近くの好きなお店に行って黒いスカートやワンピースを見まくり。

…いや買ってないけど(笑)

 

 

すごーく素敵な映画だった。

観てよかったなーって思う映画って案外少ないもんだなと、ふと思う…

 

 

画像は全て公式サイトより

「いのちの車窓から」星野源 今朝の通勤から読み始めた

うかつにもジャスティン・ビーバーを聴きながら読み始めてしまった。初ジャスティンなのだ。

読みながら無性に星野源の声が聴きたくてiTunesを操作したいのに、本から、ページから、文字から目を離したくない。

意外に色気のあるジャスティン・ビーバーの歌声は切なさが漂う。

でも6畳一間風呂なしアパートで作る星野源の歌声は聴こえてこない。

悶々しつつも文章にはちゃんと引き込まれてる。

 

彼の最初のエッセイ「そして生活はつづく」ももちろん大好きで、笑わせるつもりもないのだろう淡々とシンプルな文字列に、私の脳内で彼が勝手に踊り出していてめちゃくちゃ笑ってしまう(のを抑える)。

風呂場の変態マイケル・ジャクソンが宅配便の鳴らすチャイムに固まった時、私も完全に息が止まった。

死ぬかと思った。パニックになるほど鼓動が激しくなる。

あれほどの緊張感はなかなかない。

 

原田宗典氏のエッセイでもかなり震えたし悶絶したけど、それは確実に笑わせに来てる文章にまんまとやられていただけで、星野源はそうじゃない。リアル人間ドラマがシンプルに語られているだけなのだ。

 

ていうか、まだ45ページ目なんだけどね。

短い通勤時間が読書タイムの私だけど、これは今日明日で読み終わりそう。

久しぶりの読書モードに突入できるかも。 

電車を降りてバス待ちの間にiTunesを操作。

 

遅刻だ…

エイプリルフール

実家にいた頃はいつも母にしょーもない小さな嘘で騙されていた(まだ生きてる)。

 

本当に小さな嘘なのでつい引っかかってしまって、無性に悔しい思いをしていた。

毎年毎年「今年こそ騙されまい」と思っていても無理だった。

具体的にどんな嘘だったか思い出せないくらいほんとに些細なことで、だから予想もつかなかったんだろう。

小規模な嘘といいタイミングといい妙にセンスがある人だった(まだ生きてる)。

 

もともとびっくりしいだし、子供の頃は特に生真面目な方だったので「嘘」や「ドッキリ」というのが嫌いだった。

未だに芸能人を派手にだまして笑うテレビ番組がある(しかもだんだんエスカレートしてる)けど、全然面白くないし不愉快なのだ。

シャレじゃないかと言われればそうだし、なんでこんなに毛嫌いするのか自分でもよく分からないけど、とにかく意味もなく人を驚かすことに面白味を見いだせないタイプらしい、私。

海外のなんてもうあれ「ドッキリ」超えてると思う。泣かせたり怒らせたり、ほんと嫌(苦笑)

 

お笑いは大好きなのに、変な拘りだな…

あ、でも中居君が「分かってて」やられてるのは結構好き(笑)(何故か中居君限定)。

だけど、まあそこまでやらんでもっていう無駄な経費は気になる(←生真面目な部分がまだここに)。

 

「エイプリルフール」のwiki見たら

「どこでいつ始まったか謎の風習」

だって。

へぇええええ(笑)結構びっくり。これ、エイプリルフールのネタじゃないよね?(笑)

 

 

昔の話だし一時期世間からは忘れられたような気がしてたけど、インターネットが発達したせいかやっぱり今日はやる人はやるね。

つかもう結構定着してるよね。

 

自分には関係のない話ならそんなに驚かないけど、やっぱり「なんもおもんくないわな」と心が寒々しくなるのが圧倒的に多い。

たまに「くすっ」てなる笑いのセンスが光るネタがあると「ああこれならいい!!」って思う。

 

ガッカリさせたり腹を立てさせる系ではなくて、「?」のあとに「えー!こんにゃろ!」て笑わせてくれるセンスのある人。

後者の方が私にとっては圧倒的に好感度高い。

インターネットは使いようって、思うよ。

 

 

みんなが面白いと思ってるイベントをみんなで盛り上がって出来るのは良いことだろうけど、そういう意味で私は何についても割りと取り残されてるかもしれないな…