TSUTAYAの5本で1080円レンタルの価値とは
先々週末に引き籠りを想定してTSUTAYAで5本映画借りて…からのまとめ。
丸2日で5本、少なくとも4本観てあと1本平日に観るくらい出来るよねっていうのは、自分の怠惰さをかなり見くびっていたと思い知ることに。
とりあえず休日は
①二度寝及び昼寝をしている。
②掃除と洗濯をしている。
③猫をいじっている。いじりながら鑑賞してもいいけどイマイチ集中はできない。
④結構、いやほぼほぼぼんやりしてることが多い。(ほ×5)
結局土日で4本消化がやっと。
それでも頑張った!!
①〜④全部やったったもんね!!!
その上で4本鑑賞したもんね!!!!
1週間で5本、シアターに足を運ぶのはまあちょっと無理な話で。退社後の全部を映画に持ってかれてしまうし、タイムスケジュール調整も上手く行かない場合は多い。
しかも飲み物だ食い物だと金も食う…ふぉーん。
休日に友達と2本立てで楽しむこともなくなった。
漏れなく洋服を買ったりデザートやカフェまで出費に至るし、仕事をしていると休みのすり合わせも面倒になってしまう。
2人とも興味のある分野がぴったりという訳でもなく。
てことで、もっぱら水曜日の会社帰りにとか土日のレイトショーていうのが一番気楽に楽しめるスタイルになっていた。
休日2日間引き籠りを決めるのはそれはそれで時間のやりくりに難儀するのは同じ。
それでも見逃してた作品を観ることができるのはやっぱり有り難い。
今回本当に何年かぶりにTSUTAYAを利用したのだけど、なくなったらきっとガッカリすると思うんだよね。
欲張って5本全部観なくてもいいのかも?と思って調べてみたら、えー…普通に借りたら1枚400円とか500円するやん。1泊でもうわぁ…
店によって違うってのもこれまたうわぁ…
やはり7泊8日、5枚で1080円。覚悟を決めて頑張る。この際1枚残しても仕方がないとする。
だからどこがどう儲かっているのかはきちんとして欲しいけど、なくならないでほしいよねぇ…。
さて2本は既にアップしたけど、ほかはまとめて備忘録。
1本目「ラザロ・エフェクト」
これが一番観たかった。
館では見逃して気になってたし、たまたまツイッター上で「#1日1本オススメ映画」タグに出てきててぐーっとまた期待が…
期待が……
えと、期待
…
どんな映画にも当たり外れはあるし、B級になったらその危険も大きいことは重々承知。
観たから分かったわけで、あとから「あれ結局観てないや」と悶々するよりいいわけだよ。そのためのレンタルDVDではないか?
(こないだ「トレイン・スポッティング」を某フリマアプリで送料込200円で買えたんだけどそれh……)
一応触れておくと
主人公(蘇りをさせられた女性)が抱えていた過去の惨劇のトラウマ。
これをもしかしたら乗り越えてなんか上手く行くといい話ちゃうか?!
て、ちょっと気持ち上がりかけたところで結局裏切られてしまって、あああああ
って…。
2本目「ジョン・ウィック」
3本目「砂上の法廷」
4本目「ダークネス」
"ケビン・ベーコン指数って知ってる?"
この俳優さんの話するとすぐに"ああああ懐かしい!~ってあるよね、知ってる?"て話に変えてくる知人がいるんですけど、鬱陶しいヨ。
私「フット・ルース」を高校の時にボーイフレンドと観に行った?(記憶が非常にあいまいでもしかしたら勘違いかも?または考えてる人じゃなかったかも?ていうアレ。)
その時に、特段イケメンに見えないけどなんでこの映画はヒットしてるんだろう?て思ったし、基本的にそんな映画に興味もなかったしその後特に見かけなくなってた…ていうのが私の中のケビン・ベーコン。あと、鼻の穴、前向きだよね?とか?
この話、ホラーだけど家族の話。
最近多いかな、ホラー好きなんだ!誰と行かなくても1人で行こう!て思った去年から。「死霊館エンフィールド事件」も「ライト/オフ」もそうだった。嫌いじゃない。
ホラー要素は、自閉症児が霊を呼び寄せやすいとか原住民の霊との交流からの呪いとかありがち設定なので、そこに家族の問題、特にお父さんの仕事の苦労とかご近所や上司との人間関係全体をうまく絡めてて、飽きない。
お母さん目線で観てなかった、そう言えば。
なんか空気分からん上司とかイライラするやつ。周りとちょっと違う子供持つ親には悩みや苦労も違う、仕事して子供の面倒と配偶者の顔色伺って…
てことで揉めたり上手く行ったりする良いホラー映画。好き。
さてあと1本残して週末は終わってしまった。
週の何処かで観れるやろー…なんて絵に描いた餅であったヨ。
気付いたら金曜日返却のメール確認が来た木曜日。
無理だよ、今日はLIFEからのSONGSヤノさんだよ。そっからなんて無理だよ…
「ラザロ・エフェクト」探してる途中でこれー!これも見逃してたヤツー!てシュッと手に取ったこれ。
5本目「マネー・モンスター」(そぞろ鑑賞)
23時半。寝支度をしながら悩む。
90分ほどの作品。1時過ぎるか…またか、また過ぎちゃうか。
最近早く寝たいのに何もかもがトロい。0時前にベッドに入らない。入れない。眠くて眠くて「今日こそはよ寝るでーぃ!!」と決意して帰るのに何故か分からない。
デッキに挿入。
寝支度しながらとにかく流そう。せめて冒頭のジョージ・クルーニーのダンスを観たいんだよー(そこしか見どころ知らない)!!
あれこれ部屋を行ったり来たり、クローゼット入ったりなんだりしながらも「あ?」て思ったら巻き戻しつつなので、なんですけど…なんとか最後まで観た。
良かったです。
多分ラスト30分ほどはベッドの中だけどがっつり観れた!
アホっぽい役が多分ご本人も楽しんでるであろうジョージ・クルーニ。
でもちゃんとドラマチックなんだよな。人間味が味わい深い。
ラストが悲しかった。
ベッドの中でぐすんぐすんしながらデッキを停め、朝忘れないようにトレイを開けっぱなしにしてOFFった…
まさかだった。
アメリカよ。
なぁアメリカよ…。
今、この時に銃を持つアメリカ人よ。
大丈夫か。
(ほんとはあんまり気にしてないけど。ジョン・ウィックの時はおおおおお!て楽しんでた程度ですし。)
映画「ジョン・ウィック」
TSUTAYAで5枚借りた中の1作。
ちなみにこれのみブルーレイだったのでレジで「こちらブルーレイという種類ですが大丈夫ですか?」という質問を受けた。イマイチ意図が分からなくて「なんか違うの?」という非常に疎い人っぽい質問で返したところ、一瞬の間があって「えっと…専用のプレイヤーでないと再生できないもので…」。そこかよw「大丈夫です」と食い気味に返答。
私の部屋にあるプレイヤーは再生専用だけど、ブルレイってそんなに最近の話じゃないよね…?今でもその質問はデフォなのかな…
また前振りが長…
いきなりネタバレですけど大したことではないのでご心配なく。wikiよりも簡潔です。
闇社会から抜けたプロの殺し屋が、
亡き妻から贈られた子犬を殺されて復讐する
っていう2行で終わる話です。
…
子犬がめっちゃかわいいです…
ああ!子犬を追わないで!子犬に構わないで!!!あああああああ!!!!
て言うところに感情移入マックス(序盤)。
あとはまあ、犬を殺した直情的で脳不足で分かりやすいバカ男の親がその闇社会の大ボスだったりとか
孤独な元殺し屋にも理解者がいたりとか
大ボスもエゲツない頭の悪さだったりとか
なんだこの闇ホテルすげぇとか
…感情移入もくそもないただの泥仕合乱暴物語です。(クソミソやないか)
いやいや見所は満載ですよ。
何しろ…えーと、分かりやすくてもうなんか、すごいから()
コンチネンタル・ホテルはいいです。
泊まりたくないけどあったらかっこええな。
あのやたら貫禄ある支配人誰やろ。
…カタカタカタカタ
イアン・マクシェーンだそうです。全然知りませんでした。すみません。
キアヌがこの作品のために射撃訓練をする動画が上がっていたのを観てましたので、そこいら辺にはかなりワクワクゾクゾクでしたね。私の好みというだけですけど。
かっちょええんです。
両手で銃を構えるスタイルがすごい好きです。
これ「マイアミ・バイス」や「ナッシュ・ブリッジス」のドン・ジョンソンが好きだからなんですけど、
これです。ええ。こんな感じで。
はぁ。胸がぎゅいんぎゅいんしますわ…
んはぁああああ
あ、すみません、「ジョン・ウィック」。キアヌ・リーブスの話でした。
はい。
これです。構えの話でした。ええ。これですね。
上の画像が萌えです。ドン・ジョンソンに近いでしょう?(どうでもいい)
ジョン・ウィックは周囲が全部敵だしどんどん来るから武器は次々持ち替えて、更には肉弾戦もありつつ、こんな余裕(?)の構えをするのは短いショットなのですが。
この構え見たらそこしか目に入らなくなるくらい萌えです。
萌え…
ドン・ジョンソン好きすぎてちょっとキアヌがどうでもよくなってきました。画像探してたら。すみませんw
私、ハワイかなんかで拳銃射撃が出来るとこに連れてかれたことがありまして、ビビりつつもその構えにこだわりましたよ。
まあ例によって右を使うのか左を使うのか全然ピンと来なくて隣のレーンの的を狙ってたりして、的が戻ってきた時店員さんに「easy!!easy!!!!!」って爆笑されてましたけど。
いいんですよ、拳銃持ってあの構えさえ出来たらっていう恍惚とした気持ちでした。
(銃器についての違和感とかは勿論ありましたがそれはまた別のお話です)
なんだっけな。
「ジョン・ウィック」は頭を空っぽにして、途中トイレ行っても寝ても、巻き戻してすぐ世界観に戻っていけるという、良い映画でした。
ということで、「マイアミ・バイス」DVD全巻を見直そうかな。
TSUTAYAで5本借りた映画、あと1本残ってるからそっちが先なんだけど。
追記
誤字などの読み返しをしてて、キアヌのスタイルをじっくり見たら、左利きだけど右手で引き金を引きますね。
今会社のデスクで片方ずつ銃を構えるスタイルをしてみたのですけど、これ利き目の問題でしょうか。どちらの目でもどちらの手でもあんまり違和感がないんだけど誰か教えて…あ、弾倉を下から差し込むならどっちの…(なぜこんなに知りたいのか)
お医者しゃんどうしてやろうかしゃんからの加湿器導入へ
新年から未だ喉の不調に振り回されているぎこですどうも。
近所の耳鼻科での出来事を語って終わった1/18ブログからのその後を。
とりあえず、口コミサイトへの投稿とともに耳鼻科への怨念(?)も鎮火していました。
「ハズレちゃったなー」ぽわわん程度に思っていましたが、
意外に知人たちがもれなくおこです。
私は多分あまのじゃくなので「そんな怒らなくても」とか思ったりしつつ、実際のところ怒ってしまったんですけどね(笑)
医者も人間なので色々な方がいて当たり前だし、物言いがキツイ人もいれば感じ悪い人もいるし、なんなら相性もあるんちゃうかなと思います。
以前ちょっと「動物病院の医師の対応」についても書いたかもしれないですけど「患者側の気持ちに寄り添ってくれたらいいのに」「でも感情的になられても変だな」ていう話。
患者側が医者に望む事と言えば
①症状を知り検査を行い、結果に基づいて診断し、治療方法を決めること。
②必要な薬を処方すること。
③注意するべきことの確認。
④できれば、おおよその治療期間や治療の過程において変化があったらどうするかなど。
⑤これらを丁寧に分かり易く説明してくれること。
こんな感じですよね。
病院へいく患者はたいてい不安とか心配とかそういった感情で冷静さを欠いているかもしれません。これらを説明していただけたら多少そっけないとか上から目線でも、私は構わないです。
そしてこちらの質問にプロとしてきちんと答えていただくというのも欲しいですね。
専門家からしたらバカげた質問かもしれなくても、患者は分からないから必要だから質問するわけで。
さて、喉の具合については半休をとって1件仕事を片付けてからアレルギー耳鼻科に行くことにしました。この病院、診察待ち人数が一定数を超えるとその日の受付が終了してしまうこともたびたび。
午後の受付15分前には整理券が配られます。20分ほど前に着くと既にまあまあの行列ができてます。これもデフォ。ビルで日陰になったところに10人~20人は並びます。
本当に鼻水じゅるじゅるの人、子供を抱えてきている人など可哀想なのですがこれがこの病院のやり方なので覚悟して通えってことなのです。
受付からお薬の処方会計が済むまで2時間というのがデフォです。
夕方に来ると更に長くなる可能性、または既に受付終了という……ぅぅぅ
ほんと、サラリーマンにはキツイですわ。
でもね、ハズレ医者に当たってつくづく思いました、この先生はさっきの①~⑤をきちんとしてくれるんだよなぁと。当然大量の患者を捌くので愛想もへったくれもないです。(ほんとはちょっとそこが「んー」てなってましたけど←)
でも大切なこの5点においては決してなおざりにしません。
診察をしながら問診、その後原因を予測して対応をしっかり考えた治療方針を教えてくれました。質問に対しても、カルテを書きながら看護士に指示をしながら薬を確認しながらでも、耳を傾けしばし考えて答えてくださいます。
その結果。
実はなんと、あのハズレ医者の治療と大きく違いはなかったんです…えーえーえー…。
ただただ原因を究明しないとか説明不足、物言いが失礼であったというだけ(だけ?)でした。どれひとつも欠けたらイヤです絶対に。
ついでに言えばこちらの質問にも耳を貸さないしバカにするように不安を煽る言葉を口にしましたので、あれは大ハズレってことで終わらせて良かったです。
アレルギー科の医師は「この治療を2週間して再診、結果が良好と判断できなければ内科的な検査が必要になるのでその時には病院を紹介します」と言ってくれました。
なんかもうすぐに治癒するわけではないことは仕方ないけど、ものすごく気分が違いますよね。
とぼとぼ…とかならないです、帰り路も。
不信感がないだけで同じ(様な)お薬も迷いなく使える。私自身は薬ってプラセボ効果は大きいって思っているタイプなんで(笑)(もちろんモノによりますけど)
あ、新しい診察結果もありました。
鼻腔が荒れてると。えええっ!
そうだよなーーーーー!喉も痛かったけど、息をするのがつらいほど鼻が痛かったもーーん!!
空気が鼻を通り喉に当たることが苦痛で、なんかこんな時代なんだから代替機能ないの?人の呼吸に!?とか真面目に思っていました。エラ呼吸とかないの?!って。
これ、ボイトレの先生に話したら大笑いされつつも「分かるー!!」って言ってもらえました。同じ苦しみ痛みを知る人がいると、とりあえず笑える(笑)
ほんともうエラ呼吸したいって。
せめて眠りにつくまで…(ドリームズ・カム・トゥルー:違)
乾燥してるんだそうです。
口角が荒れるのも人生初で、それも乾燥からと言われました。「口角炎」とかじゃないんだって。
考えてみるとこの冬私は自室のエアコンをガンガン使ってます。
いつもはリビングで小さい温風ストーブの前を猫と陣取り合戦してたんですが、ここのところは積極的に自室に籠って自分だけの時間を過ごす様にしていまして。
自室は北東向きで冷え込み強いので惜しみなくエアコンに頼ることにしたんです。そこでもって湿度をあまり気にせず、寝る時に口呼吸で喉がやられ(やられちゃって)るのが怖くて湿らせたマスクをする程度。
ここへきて医者から「とにかく乾燥を防げ」とのお達し。
その帰りに駅ビルに寄って加湿器を購入しました。
なんか加湿器って敬遠してました。部屋に湿気があることに抵抗がありまして。しかし背に腹は変えられませんので迷いなくずんずん突撃。
猫が当たっても倒れない、しかもちょっとこじゃれてる感ある陶器のモノを購入。雑貨屋さんの10%OFFセール、更にビルのカードを使って5%OFF。今画像を探してググってたらなかなかお得だったのでものすごい気分いいわー…
5畳くらいの部屋対応ってありましたけど、十分です。エアコンの下に置いてます。
たまになぜか水が跳ねるのか陶器の「キン」という音がなります。
(近づいて調査していた猫はこの音になんでか衝撃を受けて、以降近寄りません。謎)
私にはすごい癒しです。
水琴窟みたいな。
いや水琴窟?
そんないい音と違うとは思いますけど、水が陶器を叩く音てすごい良いじゃないですか。
なんとお客様!!(某社長の声)
たった2日で効果を感じました。(音じゃなくて)
急に鼻腔の痛みがなくなったのです。
湿度。保湿。水分。
老婆に不足していたのは優しみ成分と水分でした。
はい。思い知りました。
点鼻薬、吸入薬を中止、飲み薬で喘息と副鼻腔炎を抑えながら、うがいと保湿で過ごしております…
映画「砂上の法廷」
金曜日の夜にTSUTAYAで映画を5枚借りてきました。
あと1枚残してもう週末は明けてしまいそう。
「ジョン・ウィック」の後に「砂上の法廷」。
たまたまキアヌ・リーブスが重なりました。
どっちも楽しみましたが、後に観たこちらがやはり複雑だし先に記録しとこかとPCを開きました。
キアヌは嫌いなわけではなかったけど、あんまり積極的に観てこなかった俳優。
イケメンだしそれこそ「映画面白い!」てしみじみ思った「ハート・ブルー」ではパトリック・スウェイジの方が気になってたな…
さて、結果から言うと「あんぐり…」。
ほんとまさかな結末。
法廷モノが好きな人にはちょっと地味かもしれないかも?
地味な法廷モノだと「デビルズ・ノット」もなかなかで更に後味の悪さは半端なかったけど。
日本の法廷モノって「真実を見極めること!」みたいな人がいて、こう、悪い人の画策をことごとく打ち破って真実の犯罪を暴いていくストーリーがありがちなんだけど、
あ、「関ジャム」始まっちゃった!
ささっと書こう。
(三浦大知クン好きなんだよ。ていうかこの番組サイコーだよ)
観てる側は「全員嘘ついてる(んじゃないの?これが嘘ならあれも嘘じゃないの?)」っていう疑念をどんどん否が応でも募らせるようになってるくせに、
キアヌ演ずる被告人弁護士は、「誰が殺人犯か」ではなく「被告人を無罪にすること」のみに敏腕を振るうわけなの。
それはもう、システマチックというか経験と戦略によって冷静に先を見越し、最も相応しい流れと手を打っていく。
ひとりだけアシスタントに就いた頼りなさげな女性だけが「真実とは」の姿勢を見せるし、キアヌに度々意見したり対立を見せたりするんだけど、キアヌはそよとも揺るがない。
忌々しい様な、すごいプロ意識っていう印象はビシビシ伝わってくる。
正義感を振りかざさない弁護士ってものすごい違和感を感じるのは、日本の映画やドラマ界でそういうのに洗脳されてしまってるのだなぁとつくづく思う。
弁護士は真犯人を見つける仕事ではないんだけど、被告人が犯人じゃないことを証明するためにそっちに走りがちなんだよね、ほんと。物語として作りやすいんだろうな。
訴訟大国とかまた犯罪率が高いアメリカにおいて、そんな「真実を追う正義感」よりも、求められた結果を出すことのみを追求する訳だね。
それによってシンプルかつ早い解決を見る。それが真実かどうかは関係ない。訴訟はあくまでビジネスっていう雰囲気がする。
たまにお金に目がくらんでとか分かりやすい弁護士は和洋問わずいるけど、むしろ真実や正義を追求するよりもリアリティがすごいある気もする。
…
あっはっはっはっは(すみません、横山クンいいーー!!)
ダメだ、続けられないw←
てことで、「ジョン・ウィック」からの「砂上の法廷」でキアヌさんに痺れました。
上野正彦 著の「死体は語る」という法医学の検死のお話とか入れていくつもりでしたが、もう全然集中できないので終わりますw
映画「タクシー・ドライバー」
スコセッシ/デニーロ名作と知りながら手を出しておらず、今さらなんですけど観ました。
家人が知ってる風で「やっとテレビで」てBSを録画をしてました。「今の時代、最近は特にさすがにヤバいからな、この映画は」だって。
一体どんな映画なの?デニーロが「いい男!」ってだけではないの?とかぶりついてたら、家人、前半でイビキかいてましたw
いや、あんたこんなん全然理解不能やろ。
めっちゃ退屈で、もしデニーロでも有名な作品でもなかったらすぐ消してたやろww
ネットだからと言って陰口(?)叩いてるとお思いでしょうが、
これは昨夜見終わってからキチンと本人にお伝えしてますw
「半分以上寝てたやろ、おもんないんやろ」
「そんな寝てない、大事なところは寝てない」
しょーもない事言い返してましたヨ(笑)
孤独が追いかけて来る気持ち、
何かしなきゃならないのに何も出来ない苛立ち、
荒ぶる人の陰にいる人の気持ちも、
きっと分からない人はいるし(これは家人が全くもってそれに当てはまる)、
そういう人には本作を本当に「退屈」かまたは「頭おかしいヤツの映画」って切り捨てるだろうなって思いました。
名作と語り継がれる所以は映画界にはこういう「鬱屈した気持ちを表現することをヨシとする人が多い」ってことなんでしょうか?
サントラ、脇役、小さなシーンの奥深さや滑稽さ
(落ち武者みたいな頭の先輩ドライバーの説教サイコーに良かったし、メキシカンなコンビニの強盗シーンもインパクトすごい)、
些細なことも見逃せない聞き逃せない映画です。名作ですよね、異論ないです。
居眠りするとか、勿体無い話ですよね。
(それらしいことを言ってみた)
実のところ
「マーティン・スコセッシ、やっぱり苦手かもしれん、わし」
て自覚しました←
危うい人間の危うい部分を日常に溶け込ませて、狂人の頭の中の世界なのか現実なのか曖昧なまま物語を進めていく。
とっ散らかってる訳でもないし、印象的な映像や台詞を繋いで行くので目が逸らせなくなってしまう。
観る人を混乱させつつ惹きつけます。
「シャッター・アイランド」も「インセプション」も多分そんな感じだと思いました。
この2本、私にはなんだかヒヤヒヤしたり意味が分からなかったりして、なんならシーンもストーリーもごっちゃになってますけどね(笑)
ちょっとブログを遡ったけど絶対シアターで観てるのに記録がなかったです。
(どっか別のブログ媒体使ってるかも。探そう)
いずれにしても消化しきれてなかったんだなーとしか。
夢オチかよ!!とか叫んだ記憶が(笑)
あ、今作も家で叫んでましたわ。
これは記録してました。酷評ですねーww
ヤク中とはいえなんか夢の中みたいな(まあ夢にしといてよって内容だけどもw)ピンと来なかったし。
ディカプリオが好みでないだけでは?と思ったらスコセッシもやったんや!という(笑)
マーティン・スコセッシはマイケル・ジャクソン「BAD」のMVが有名ですよね。(ですよね?←確認)
最近はこれで感動しました。
この2本の共通点は「音楽」です。
私、多分スコセッシに感動したのではなく、このアーチストたちの作品に感動してたんだなと確信。
もちろんスコセッシの映像の紡ぎ方も効果はあったと思いますが。
ロバート・デニーロはおじいちゃんなった最近が好きです。
つかその前はまだ映画を楽しむことを知らずにいたんです、wiki見ながらしみじみ。
怖い役の後、結構感動モノだったり恋愛モノにも出てますね。タイトルだけでも名作って知ってるけど観てないわー…←
マフィア役で名を馳せたことは知ってますけどそれは一作も観てません。
そういう世界は好まないというだけですが、理解も出来ないので。
(因みに家人は要するに「ゴッド・ファーザー」ファン故に今作も知った振りをしただけでしょう)
確かにこの人に暴力的な狂気を纏わせたら恐ろしい。
意図的なのかもともとのオーラなのかもう判別不可能。
今作にも滲み出ています。ぞくぞくしますね。
作品としては「ゴッド・ファーザーの方が先。狂気の種類が違ってても怖い。
(その辺りを家人に今確認してみたんだけどどうしてもマフィア崇拝な物言いになるので「あたしはそこは理解できないから」ていう微妙に緊迫した会話になるw)
ロバート・デニーロは親びんの若い頃の話なんですね。(家人記憶適当すぎてwikiで良かった、最初からそうすれば良かったw)
映画をよく観るようになってからたまに
「ああ!ロバート・デニーロ出た!ヤバい、笑顔!怖い!ヤバい!これから怖いシーンなる!」
てなる作品に出会ったりします。
出てきただけで「なんか裏あるで!」とか身構えてしまうんですけど、良いのか悪いのか(笑)
「アメリカン・ハッスル」がまさにそれ。
ああヤバい!ヤバいいい!って思っただけで後は出てこないの…
あれ?
”チョイ役”なの?
”特別出演”なの?!
ていう肩透かし(笑)
「マラヴィータ」も面白かったなー。あれは本当にアレでしたけど。
あれ。これもスコセッシでした…←
そんな訳で、ロバート・デニーロをおさらい出来る作品となりました。
あと、やっぱり「家人と一緒に映画を観に行かない」という決意をあらためてできた。良かったよぅ。(だいぶ前から決定・遂行中)
いい男だわー…←ここが最も重要
(次はアラン・ドロンをおさらいしたい。それいつや。)
追記
ありました!ありました!
探してきて引越作業しながら「いい作品とかよく出来てるとか書いてあるやん」て草を生やしていたら、どっちがどっちか分からんくなり、もしかしたらタイトルとレビューをてれこにしてるかもしれませんw
ま、そんなもんです、ぼくの映画鑑賞(笑)
映画「シャッター・アイランド」 - ぎこの観たもの聴いたもの